例に漏れず、買ってきました真骨彫電王。

今回は早めにレビュー片付けます。

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パッケージ。

今回はコンパチで2フォーム再現できる特異なSHFの為、箱もいつもより大きめとなっています。


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付属品一覧

・仮面ライダー電王本体

・ガンフォーム用ヘッドパーツ

・ガンフォーム用胸パーツ

・ガンフォーム用バックル

・ガンフォーム用膝パーツ(左右)

・デンガッシャー(ホルスター)×4

・デンガッシャー ソードモード

・デンガッシャー ガンモード

・ライダーパス×2

・交換用手首×7

箱開けてみて「少なくね!?」と思ったら裏に手首同梱されてるパターン。

ガンフォームは胸前部と頭部を取り換えて再現です。





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「聞こえてるんだろ!?戻ってこい良太郎!」


2007年の装着変身、2012年のSHFを経て、2020年の5月、ようやく満を持して発売しました真骨彫電王。

装着変身自体が電王シリーズはかなり後期でSHFに近いフォーマットで発売したために、SHFでも発売が後回しにされてきました。

そして2012年にやっと出た!・・・と思ったところだったので、むしろ真骨彫化は早い気さえする。龍騎やファイズ 、フォーゼの方が旧版の発売時期的に妥当じゃね!?

・・・まぁ発売順序的には謎が残りますが、出してくれることはありがたいこと。

見ていきましょう。




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電仮面。

う、うーん……。

なんか平べったいというか、横に広がりすぎてるよなぁとは。

口元とかは問題ないけど、仮面のつき方の角度が問題。




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横から見ると結構分かりやすいですね。

もう少し寄ってれば正解というか、角度のつき方としてもう少し横に寄ってる。



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デンオウベルト周り。

造形に関しては特に言うことなし。

ただ、腰のホルスターに装備するデンガッシャー、これの処理の仕方はいただけない。。。。

まさかの装着変身のスタイルに逆戻り。そう、ホルスターが1セットしか付属しておらず、そこに各デンガッシャーを嵌めていくタイプなんです。

しかも引っ掛けるタイプだから角度が安定しなくて非常によろしくない。。。。

旧SHFでは普通にできていた……というか、デンガッシャーが初めから装備されていたものをされていないものと取り替えるやり方だったので、これは普通に退化だと思う。

顔なんかよりよっぽどこの処理の方が気になる。

遊んでいていちいち取り替えるのはかなり面倒。



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旧SHFと比較。

装着変身で電王がリリースされたのがSHFが出る直前だったので、初期の電王展開は装着変身の補完的なラインナップでした。ガオウ、幽汽、NEW電王、イマジンズ………。

2012年にようやく満を持してソードフォームが発売されたものの、あくまで初期の電王素体からの流用が多く、とても2012年のモデルとは言えない出来。。。。

真骨彫に軍配が上がりますけど、前述したようにデンガッシャーの処理だけは旧版の方が優れています。



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時刻を越えて!

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俺、参上!!


俺参上ポーズは上手く決まりますね。


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デンガッシャー・ソードモード。

前述したようにホルスターからいちいち4つ外すのが結構面倒。

旧版よりも細かいところまで造形されていて、「一」「二」「三」「四」までちゃんと。


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後ろ姿の立ち姿も下手な固定フィギュアより似てる。




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色々。


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マシンデンバードと。
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搭乗させてみます。

少しずんぐりしてるのが今回の真骨彫のため、少々窮屈かな…とは。

あくまで旧版用のバイクなので。




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ライダーパスもしっかり付属しています。


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FULL CHARGE……!

必殺……俺の必殺技、パート2!


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エクストリームスラッシュ!!

旧版からエフェクト持ってきました。やはり必殺技再現はエフェクト必須です。


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横から。




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そして、今回の目玉の換装ギミック。

元々電王の基本4フォームはアーマーが1つで、そのアーマーを展開させたり反転させ、更に別の電仮面に交換することでフォームチェンジするという性質を持つライダーです。

ソードフォームのアーマーを開くとガンフォームのアーマーが出現するギミックなので、ソードフォームとコンパチなら当然ガンフォームだろうと。

で、こんなアーマーの性質を持っているにも関わらず、換装ギミックを行えるフィギュアは放送当時に発売された「DX仮面ライダー電王」くらいしかなく……。

今回このような形で換装によるフォームチェンジを再現できるのは良いことではないかと。

多少値は張りますが、同時にガンフォームもリリースしたことになるし、4形態をスムーズにコンプできるという利点がここにはあります。

ただ電王に関しては4形態並べてナンボなライダーなので、そうなると同時に再現できないのは痛い……そんな方こそ、今魂ウェブで受注している「プラットフォーム」を買いましょう。

いずれにせよ、電王のライダーとしてのギミックを再現できるのは良いことです。




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「オマエ倒すけどいいよね!?答えは聞かないけど!」

パーツ換装を終えて、ガンフォーム。

リュウタロスが憑依することにより生まれる第4の電王のフォーム。

放映当時、まだ登場してない段階でデンオウベルトやデンガッシャーのパッケージの背面で見たときはあまりのデザインのかっこよさに震えましたね。

リュウタロスのキャラ、そして龍を象った電仮面もあって一番かっこいいデザインだと思います。

実際スペックは基本4フォーム最強だったはず。戦績はあまりよろしくないけど(ぁ

胸アーマー、頭部、バックル、膝パーツを換装します。

バックルと膝パーツは色だけで、胸と電仮面だけ変わってここまで印象がガラッと代わるのもスゴイなぁ。

ただ、頭部に関しては電仮面だけ変えるスタイルで良かったと思うの……。



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頭部。

ソードフォームで疑問だった頭部ですが、ガンフォームは完璧。

ただ、やはり前述のとおり頭部まるごとではなく、電仮面だけ変えるスタイルではダメだったのか……。

プラットフォームの顔も剥き出しになって面白いギミックだと思うんですがねぇ……。何故頭部丸ごと……汗

やっぱり造形的な問題で難しかったなかな?


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旧SHFと比較。

ガンフォームはソードフォーム以上に出来の差が顕著ですね。

ドラゴンジェムのクリアーパーツが目を引きます。


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倒すけどいいよね?のポーズ。



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デンガッシャー・ガンモード。

これ、実はソードモードと手首が共通というなんととなんともな仕様……。

いちいち持ち替えるの面倒すぎる……。

銃系ライダーはヘタれる、の法則通りガンフォームも当初は電王最強形態を謳ってたものの、だんだんと戦績が怪しくry



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ガンモードを持たせて色々とアクション。

リュウタロス及びガンフォームはダンスの要領を戦闘に取り入れているので、戦闘スタイルが大分特殊ですよね。

一般の銃系統のライダーとはポーズの取らせ方が随分と異なります。



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勿論デンバードにも搭乗。

ゼロノスと戦闘した時に搭乗していたのが印象的。


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FULL CHAGE……!


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ワイルドショット!

銃口に加えて両肩のドラゴンジェムからも射出するのがいかす。



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ガオウとも。

ガオウは電王アーツのほぼ最初期に出たものなので、大分並べるのに抵抗ある……。

出来が違いすぎるとどうもね……。




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「さらば仮面ライダー電王 ファイナルカウントダウン」での7人ライダーの並び。

電王はぶっちゃけこの並びこそが至高。

・・・そして、やはり真骨彫と既存アーツは体型の違いもあって一緒には並べられないシリーズだな、と実感。











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最後はモモタロスと。

やっぱ太くなりすぎ……というか旧SHFが細すぎ笑

モモタロスも本日予約開始されてましたね。




以上、SHF真骨彫電王でした。


これは賛否が分かれる。


語りたいことが山程ある、そんな商品です。

まずコンパチ仕様に関してですが、これ自体はそんなに悪いとは思いません。

前述したとおり、やはり電王は4形態揃ってナンボかつ、独特なアーマーギミックによってフォームチェンジするライダー。

そのギミックを活かしかつ、4形態全部を手間暇かけて出すより、コンパチにして出せれば発売ペースをぐんと縮めることができる。実際コンパチとはいえこれでソードフォームとガンフォームを2ついっぺんに出せたようなもんでしょう。

実際これでソードフォームとガンフォームを両者並べたい!という方は今魂ウェブ商店で受注中のプラットフォームを買えば良し。今回一度の発売で2形態を抑えれたことは大きいです。

基本形態だけ並べたい!な人は確かに値は張りますが、ガンフォームも楽しめることに対して別にデメリットは無いはず。

・・・ただ、換装することによりパーツのポロリが目立つことはやはり目を瞑れませんね。画期的だったとはいえ、ここはどうにかして欲しかったところ。



ソードフォームの頭部に関しては色々言われてますが、やっぱりちょっと似てないような笑

複眼の角度をもう少し後ろに寄せつつ、中央に集まれば良かったのですが。

ただ購入を見送るような欠点ではないので、そこまで気にするポイントでもないでしょうけど。


私が1番気になったのがやはりホルスターとデンガッシャー。何故いちいちデンガッシャーを着脱式にしたし……。

デンガッシャーが最初から固定されているホルスターと、何もないホルスター。この2種で良かろう。

普通にポロリがあるし、◯型の穴に差し込む形なので角度がコロコロ変わって非常に遊んでてストレス。

何故旧SHFでできていたことができなくなって装着変身以下の仕様になるんだろう。。。。




あと気になったのは体型の肥大化かなと。

勿論骨格から作った真骨彫なので正しい処理なのですが、あまりにも太くなりすぎ。

これに関しては2012年モデルのくせに異常に細い旧SHFもちょっとなぁ、とは思いますけどもね。ようは体格に差がありすぎて並べられないレベルなんです。

太すぎたな、と思ったらやっぱりディケイドライバー腰に付けられなかった笑




まあただでさえコンパチ仕様なので語るべきところは増えるのですが、それに加えて基本的なところも結構言いたいことがある商品でした。

次はプラットフォーム、モモタロスの情報が控えてますね。

おそらく、アーマー展開しやすいロッドフォームとアックスフォームがコンパチで発売すると思いますが、4形態ちゃんと並べられるような配慮は欲しいですね。

発売ペース的には2回の発売で4形態を一気に抑えることができるのはグッドだと思います。

ウイングフォームはどうなる……?






それでは!