ギンガに続き、タロウのレビュー。
まさかエースをすっ飛ばして出るとは笑
まぁメビウス時代はダンディー4体制でしたが、ニュージェネになってからは悉く優遇されて、息子まで出ましたからなぁ。
今旬と言えば旬ですね。
パッケージ。昭和ウルトラらしいパッケージ。
付属品一覧
・ウルトラマンタロウ本体
・オプションハンド×5
・交換用赤タイマー
・キングブレスレット取付腕パーツ
・ブレスレット無腕パーツ
・ブレスレットランサー
・ストリウム光線再現パーツ
必要なものは完備してある……のですが、バードンに使った特大キングブレスレットが付かないのが惜しい。あれ好きなんだけどなぁ。ウルトラ超合金、ACT双方に付いてきて皆勤賞な付属品だったので。
同じく皆勤のブレスレットランサーは付いてるのにあんまりだ。。。。
そして、キングブレスレットが付くからこそ意味のあると思っていたブレスレットが無い状態の腕パーツ、一体何のために……?
と思っていたらブレスレットランサー使用時に使うように推奨されてて驚いた。
ブレスレットランサー使用時って腕にタロウブレスレット付いてた筈では……?
「僕はもう……ウルトラのバッジを頼りにはしない!!」
満を持して、ウルトラ兄弟No.6がリリースされました。
最新のウルトラマン、ウルトラマンタイガがタロウの息子ということで、かなり株や需要が急上昇しているウルトラヒーローの為、出すなら今だと判断されたのでしょうか。
エースは何でもっと早く出さなかったんだ……。完全に出遅れたよ!
基本的には昭和でのタロウ本編を意識した造形になっていて、プロテクター周りのどこか気だるそうな造形もまんまタロウ!って感じで良きですね。
上半身。
特筆すべきはねー、やはりこの上半身なんですよ。
頭部が似てるのは勿論のこと、プロテクターと肩のバランスが良い!
勿論、腕を換装してタロウブレスレット/キングブレスレット状態をそれぞれ再現できます。
そして何故か大型キングブレスレットが付属しないのにブレスレット無しの腕パーツまで付属するという……何故?
ブレスレットランサー使用する時って腕にブレスレット付いてたっけ??
2013年6月発売、ACTのタロウと比較。
まず大前提として、出来云々ではなくコンセプトの違いが如実に……。
頭部で言えば今回のSHFに軍配が圧倒的に上がります。こうして見るとACTは似てねぇな……。
マッシブな体つきはACT特有ですが、SHFではそのアレンジはかかっておらず、あくまで頑なに本編意識のタロウ、というイメージで造形されてます。
ただ、ULTRA-ACTの頭部の作り込みの甘さとプロテクターの謎の膨張具合は擁護できない……。
ここはアレンジ云々以前の問題かと……。
SHFはプロテクターも丁度いい塩梅で小さめの造形かつ、頭部もタロウに似ていて良いですね。
スワローキック!!
このくるっと一回転してキック!というアクロバティックな戦い方こそタロウなんですわ〜、良い。息子のタイガにもしっかり受け継がれていて好印象です。
ブレスレットランサー。
前述したとおりウルトラ超合金、ULTRA-ACT、そして今回と、タロウの可動フィギュアでは皆勤賞の付属品です。
本編ではコスモリキッド戦でしか使われてないなんてry
ウルトラマンFERで第1必殺技に選ばれた影響が大きいのでしょうか。
そして何故か今まで塗られていなかった持ち手の部分が青に塗られている。嬉しい……。
これが付属して今回キングブレスレットがハブられたのが解せぬ。
そして今回何気に謎なのが、ブレスレットランサーって使用時腕にブレスレット付けてなかったっけ……?
パッケージでも何故かブレスレット無しの腕パーツでブレスレットランサーを使用している写真がありますし、そういう意味でのブレスレット無しの腕パーツなんだろう。
でもスチール写真ではブレスレットランサーを使用してもタロウブレスレットは付いたままだった気がする。
何よりウルトラ超合金でもACTでも、ブレスレットランサー使用時でもタロウブレスレットはしっかり付いた状態での推奨だったろう。
この辺謎。どっちが正しいの?教えてください偉い人。
街中にタロウを置いてみる。
昭和版ではあまりこんな街並みではないので、まあ平成客演を意識してということで。
全部同じポーズなのは私のセンスの無さの現れです、ご愛嬌……。
ウルトラ広場でのタロウ。
VSタイラント。本当はこれギンガ時代に出たDXのタイラントだからタロウ当時のタイラントとは似ても似つかないんだけど、まあ戦わせてみましょうと。
丁度いいサイズかつ造形の良いアストロモンスとか持ってないし。
ウルトラ兄弟との絡みはエースが出たらまとめて撮ろうかと。
早く来いよエースゥ!
概ね満足。関節さえ気にしなければ本編通りの「ウルトラマンタロウ」足り得る完成度となっているのではないでしょうか。
ULTRA-ACTと比較しても、頭部の完成度の高さ、プロテクターのしっかりした造形が伺えます。これは良いタロウだ!
ただ、これは昭和ウルトラアーツ全般に言えることなのですが、カラーリングが昭和版スーツ意識過ぎて融通が利かないという点があると言えばその通り……。
どういうことかというと、所謂カラーリングが平成版のような明るい赤ではないために、平成戦士との共演の際に若干の違和感があります。ウルトラセブンなんかも顕著でしたね。
ACTの方では「最大公約数のウルトラヒーロー」でしたが、SHFは「あくまで番組本編準拠」というコンセプトの違いがここでも見受けられます。
ウルトラセブンのスペシャルカラーVer.なんてのが参考出展されてたのはそういうこと。
勿論平成スーツのヒーローと絡められないわけではないし、そもそもACTの方も最大公約数でのスーツ再現でしたから、結局は妥協できるかどうか、なんですけど笑
2つ買って赤い体色部分を深い赤でリペイントして平成版!とするのもアリでしょう。
難点としては、やはりバードン戦のキングブレスレットが付属しないのは少し残念。
ブレスレットランサーと並んで、ウルトラ超合金、ULTRA-ACTとタロウの可動フィギュアでは皆勤な付属品だったので……。
寧ろよくブレスレットランサーはハブられないな笑
ウルトラアーツのコンセプトの方向性、さえ理解できていれば、かなり満足度は高い商品となっています。
是非ギンガやタイガと絡ませましょう。
それでは!
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