いやぁね、真骨彫版のレビューは初めてですわ。
カブトは買ってなくて、響鬼はレビューしてない事になるんですね。
まあ良いや、4月発売分、真骨彫クウガのレビューです。
あ、最近再販されたみたいだし今このタイミングでレビューするからって勘違いしてそうな人結構いると思いますけど、あくまで私は4月に買ってましたからね?難民逃れましたからね?
ただブログに乗せるのめんどくさがってここまで放置してたら丁度良く再販されたから今このタイミングで上げようってわけだ。
ではでは。
パッケージ。
・仮面ライダークウガ本体
・オプションハンド×3
・サムズアップハンド×1
響鬼、カブトより少なめで、なんと本体と手首のみ!まあそれ以外何付けんだって話ですが。
早速箱から出そう。
・仮面ライダークウガ マイティフォーム
1999の技を持つ男、五代雄介が、遺跡で発見された謎のベルト「アークル」と一体化し自らの意志で変身する超古代の戦士。アークルが五代と同化してしまった為に現代では五代が変身して戦闘民族「グロンギ」と戦うが、元々は超古代の民族「リント」の1人が変身してグロンギと戦っていた。「マイティフォーム」はそのなの通り、武器を持たずに素手で戦うオールマイティな戦い方を得意とするクウガの基本形態。主に炎の力を使って戦う。必殺技は「マイティキック」
・・・・・はい、ってわけでリニューアルされて帰ってきましたクウガ!何と言ってもクウガ!クウガ!ただひたすらにクウガ!です。
クウガといえば、何と言っても平成ライダー原点。簡単に言うと名作です。回りくどく言っても結局は名作です。
「改造人間」から離れ「超古代の戦士」とおいた点では「宇宙からの守護者」を「超古代の光の巨人」とおいた「ティガ」と共通する部分があり、この2者がいなければ現在のように平成特撮は盛んにならなかったと言って良い。
クワガタという昆虫をモチーフにしているところは昭和と共通しているのですが、それ以外は全く新しい事にチャレンジ。高寺Pの手腕が光った作品でした。
平成の原点でありながら今の平成ライダーと決定的に違うのはやはりリアリティの追及でしょう。新フォームに制限、弱点、リスクがあったり、リアルタイムで何が起こっているかの時刻が画面下に表示される。
ヒーロー番組ではあまり描かれなかった「暴力の否定とその暴力を行使する事への葛藤」を主人公に背負わせたり、クウガとなって戦う事は何なのか?など、ヒーローという存在そのものを追求した作品でもあったように思います。
私的に推したいポイントと言えばバイクアクションですかね。次回作のアギトもそうでしたが、それ以上にバイクアクションが凄い!ウィリー、疾走、ジャンプetc・・・。フィギュアーツのトライチェイサーが売り切れ続出なのも頷けるくらいバイクアクションが凄い作品です。
また、リアリティ追及のため、ヒーロー番組でありながらあまり販促を目的とした展開にならなかった点も評価できます。最強形態のアルティメットフォームが終盤わずかしか登場しなかったのが例ですね。
未だに根強いファンがいるのも納得の完成度。当時私は幼稚園の年長で熱心に見ていましたが、基本仮面ライダーがあまり好きではない我が父もクウガだけは大絶賛。
それほどまでに「王道」と「リアリティ」を両立追求した作品であると言えます。
五代雄介を演じたのはあのオダギリジョー。元々特撮ヒーロー番組自体が嫌いでゴーゴーファイブのオファーが来た時に散々事務所を荒らしまわったとかいう噂があり、クウガの役が決まった時にも「俳優を辞めるか死のうか迷った」などと証言しており、クウガにも良い思い出が無いのかな・・・?なんて思ってましたが、クウガスタッフの飲み会に参加している辺り、内心では・・・?まあこの辺は私は良く分からないし語れないのでこの辺で。
とまぁ、何だかんだ言って実は私、全話通してみたのはリアルタイム、幼稚園の年長の時のみです。中学の時に見ましたが、3分の1くらいの話をすっ飛ばして見たので、ほんとに実質1周。年長の時の記憶など忘れてるので、すっ飛ばした3分の1ほどの話は全然分からないという・・・。なので深いところまでは語れません。あまりに恥ずかしいのでこれを機に全話見直しましょうかね。
そんなクウガ、2009年に発売されたものがリニューアルされた!しかも真骨彫で!
5000円払っただけあって素晴らし過ぎる出来。見て行きましょう。
アップ。
何だこれ素晴らしい完成度過ぎる・・・。
ほんとに劇中そのままの造形、色彩です。
ベルトなんかも細かくて良いですね。
ただ、こうも変に本物っぽいとフィギュアー津らしくない気もしてきます。あくまでフィギュアーツという「掌サイズのフィギュア感」を保ってほしいというか・・・。
旧版と比較。
当時中3の私からしたら「SUGEEEEEE!!!!」だったんですが、まあ当時からこの造形に不満を持ってる人いましたからね・・・。首長いだの脚細いだの色々言われてたなぁ。
今回のはほんとに誰も文句言わないであろう完成度である。
ただ、複眼とか、クリア感のある前のも結構好きだったんですがね~、メタリックカラーだったのも相まって前のは前ので好きだ。
真骨彫、確かに文句ない完成度なんだけど、何かフィギュアとして大切な気持ち的な面での「何か」を忘れてる気がして、こう・・・(面倒臭い人)
ではでは・・・!
今ではこじゃれてアイテムありきの変身アイテム。喋ったり音楽鳴ったり色々ですが、当時はボタンを押して「光る!鳴る!」の単純な玩具でしたからね笑
今の時代にこういうの売ったらどうなるんでしょ・・・?
妙にファンシーで騒がしいベルトの先駆けになったのはどれだ?と考えたらやっぱり電王でしたとさ。
第2話での教会が燃えるシーンは、ほんと決死の撮影でしたね・・・おかげで名シーンです。
キック、パンチの応酬!このぐらいしかポーズバリエーションが無いっていう。ってかほんとにポーズ付けるの下手だ俺。
クウガマイティフォームといえばやっぱりこのポーズです。勿論手首もしっかりと。
大丈夫!のサムズアップ手首も付属。
うん、五代はほんとに良い奴でしたね。
キック前の溜め。
今と違ってシンプル過ぎるから写真撮りやすいのがまた笑
炎エフェクト脚に取り付けて。
極魂のマイティにはエフェクトも専用台座も炎パーツも付くという大盤振舞い、確実にフィギュアーツにも流用可能だと思うので見かけたら買おう。にしてもあれバンダイ赤字覚悟のぶっ壊れ玩具だったな。
撃破!からのこのポーズ。これは良い写真が撮れた!大半エフェクトのおかげ。
何だかんだ小野寺クウガも好き。ディケイドと。
以上、真骨彫クウガでした。
響鬼同様全く文句なし。流石は実際のスーツから研究しなおした真骨彫!5000円払うとここまでの物になるのかと響鬼以降改めて二度目の驚きです。
まあ出来が良すぎてそれ以上述べることが無い、というのはレビューブログとして大きな痛手なんですけど笑
やはり何かしら良いところと悪いところを語りたい。
あ、気持ち的な面だと、前のメタリック感が好きだっただけに、本物そっくりとはいえ成形色まんまの赤は違和感ありますね。複眼もメタリック抑えめなので、本物に近づいたとはいえ前のに慣れてれば慣れてるほど違和感。
とはいえ、素晴らしい玩具でした!これは即効で売り切れるのも頷ける。何とか変えて良かった・・・。
と、家の近所のザらスでは再販分は奪い合われることなく駄々余りでしたが。その分トライチェイサーを買えなかった人間です。
あぁ・・・フィギュアーツのドライブシリーズ、タイプスピードからレビューしてない事を思い出した・・・。チェイサー、マッハとレビューしていかなければ・・・。
と、その前に、私が上げたいのでこれまたレビューしてなかったデュークとパイン&マンゴー上げると思います。
早くドライブシリーズ上げてレビュー片付けろ?うるせぇブログなんて自己満足なんだ!・・・・・はいすみません、何となくパイン&マンゴーは気に入ってる写真がいっぱいあるので載せたいだけですね。
それでは!
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