というわけで、レンゲル。ブレイド系ラストレビューです。
パッケージ。
・仮面ライダーレンゲル本体
・レンゲルラウザー×1
・レンゲルラウザー交換用パーツ×1
・オプションハンド×4
・ラウズカード×13
まあ普通に必要な物は、って感じ。
・仮面ライダーレンゲル
スパイダーアンデッド封印後、伊坂らが烏丸所長をマインドコントロールして作らせたレンゲルクロスを用いて、高校生の上城睦月が変身するクラブのライダー。♧A「CHANGE」に封印されたスパイダーアンデッドが装着者の精神に干渉し、睦月にマインドコントロールを働き精神が暴走する為、「最強のライダー」と呼ばれる。後にスパイダーアンデッドを完全に封印する事で支配から逃れ、正義の戦士となる。♧10「REMOTE」によるアンデッドを解放して集団で戦う戦法が特徴。♧6「BLIZZARD」と♧8「POISON」による氷と毒による戦法を得意とする。必殺技は「ブリザードクラッシュ」と「ブリザードべノム」。ライダーの中で唯一3枚コンボによるキック技を持たない。
・・・・・ってわけで厨二のはしり、ムッキーが登場です。ギャレンの再版待ってたらこんなにレビュー遅くなっちゃったorz。
剣崎に助けられた事でライダーに憧れを持ち始め、ひょんな事からレンゲルに変身してしまったムッキー。そこから彼の運命の歯車は狂いだしたのです・・・。
ってわけでレンゲル。誰が何と言おうとレンゲル。「最強のライダー(笑)」っていう紹介の仕方は本当に的を得ていると思います、色々と残念なライダー。
スパイダーアンデッドの支配で当初はブレイドやカリスを圧倒、徐々にお邪魔虫になっていき、改心した後は仲間になるのですが、今度は支配が無くなったせいで弱体化するという笑
ってか、デルタといいコイツといいガタックといい、中盤で「最強の○○」って謳い文句で登場する奴は必ず悲惨な運命を辿る笑
1人だけ強化フォームが無かったのは仕方なかったとはいえ、最強の必殺技がキック技じゃない時点であまり好きになれないんですよねー。
「鎧武」の光実の元ネタともいえる、闇堕ちからの改心が魅力のキャラ。光実は自分から堕ちていった、という決定的な違いはありますが。
300年後を描いた宮下隼一氏による小説版では、ガーディアンの1人で相川始に執着する睦月そっくりのサツキが変身。
ブレイド、カリス、ギャレンが序盤で出てくる中、何と彼は終盤でようやく変身(しかも操られた状態で)し操られた状態でカリスに挑んでワンパンでKOされるなど、相変わらずの扱いの酷さでもう見てられなかった・・・。最終決戦でまた変身したのでまだ良い方でしょうか。
デザインは操られて製作したとはいえBOARD製作のライダーなので、ブレイドとギャレンの素体デザインを元に更に洗練したもの。腕アーマーなどは正に次世代型ブレイドギャレンといった感じに。
ベルトもOPEN UP式になり、武器がマウントできない、などの際はあれど、BOARD政策と言う点では一応統一感は出ています。
完全に仲間外れはカリスだな。
フィギュアーツでもかなりの完成度を誇ってました、見ていきましょう。
頭部。蜘蛛とクラブを上手くデザインにまとめ上げてます。カリスの時も思いましたが、やっぱり素晴らしきデザインセンス。
今回の残念な点はとりあえず複眼。まっかっかwwww
紫っぽい複眼はどうしたよ・・・真っ赤ってどういう事だよ・・・。
ここをもう少し紫成分混ぜておけば、印象もまた違っていたんでしょうけどね。
ベルト&カードホルダー。ブレイドギャレン型とも、ジョーカーラウザーともまた違います。
カリス同様にホルダーは可動。
ラウズカード。遂に・・・遂に・・・!13枚全て封印済みの物が付属です!キングフォームも封印済み13枚だったけどあれは例外で笑
これだけあれば色々遊べます。特にレンゲルはカテゴリーKと中々因縁深いので遊ばせたいね。
レンゲルラウザー・ダガーモード。短い状態で、この状態でカードをラウズします。持ち手との相性も良く、しっかりフィットします。
しっかしこの形態になったのは劇中でわずか2回のみという・・・カリスアローアローモードよりかはマシか笑
カリスではオミットされてしまったカードのスラッシュギミックも復活。スラッシュリーダーにカードを通す事ができます。
パーツを長い物に差し替え、クローバーエッジを展開するとザッパーモードに。ほとんどこれがメイン。
3枚のクローバーエッジは「天」「地」「人」とかいう物凄く厨ニ病な名前があるっぽい。
まーこれが本来のレンゲルよね。
ではでは・・・!
手の向き逆でした・・・サーセン。
TURN(回る)の次世代型がOPEN(開く)って退化してねぇかそれ・・・って思ったのは私だけじゃないはず。
ザッパーモードを持って的に向かっていくのが印象的。
色々。
とりあえず必殺。
レンゲルって2枚コンボ以上のキック技が無いのが何とも・・・。これにPOISONで毒の効果を加えたものを最大必殺にすりゃ良かったのに。
何気に青炎エフェクトが使えます、冷気に見立てる事も可能でした~。
ブリザードで敵を凍らせる。
こっちでも青いエフェクトが生きる生きる。
レンゲルの3枚コンボ最大必殺はまさかのこっち。
ブレイドやギャレンでいうライトニングスラッシュやバーニングショットの3枚版といったところが最大の・・・って何でや!
普通にキックで良かったやんと思うけど、まあこっちもこっちで好きなんでいっか。
16話。スパイダーアンデッドに操られるがままにブレイドとカリスの前に現れるレンゲル。
本当は全然こんな感じじゃないので再現出来てませんが笑
何となくカリスと色々因縁あった印象。
とりあえず、ブレイドライダーズ4人揃いました。
鎧武系4人は形だけだったので、感動はこちらの方が遥かに上です。
前期OPより。
こちらは後期OP。
やっぱ拳合わせは再現するよね。
まさかこの歌詞のフレーズの意味が宮下氏の小説で明らかになるとは・・・。
「未来 悲しみが終わる場所」とは300年後だったのですね。
以上、S.H.Figuarts 仮面ライダーレンゲルでした。
複眼・・・orz。他のブレイド勢は本体は完璧!と言える出来だったのですが、このレンゲルだけは複眼が非常に残念でとても同じ値段とは思えない。
カイザといい何で明らか違う色にするかなぁ。
まあそれ以外はおおむね満足です。相変わらず棒系の武器を持つキャラはアクションさせるのが楽しいですし。
何より、ブレイド勢が4人勢揃いしたのが非常に嬉しい。OPシーンや対決シーンを再現したりするのは楽しいですし、ただ4人並べるだけで感動。
まあ、本体の出来は他3人とは大きく劣ります、って感じで・・・。
4人揃えた感動は味わってほしいです。
それでは!
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