バロンのレモンエナジー抽選販売ってなんだよ!劇中の括約ぶりから見ても良いとこWEB限だろ!

まあレモンエナジー自体が想定外のパワーアップだから商品展開的にはイレギュラー枠なわけだからしょうがないけど。

だって想定されてたパワーアップならデュークと同じ物使って変身なわけないだろうし。

あの形態大好きだから救済策が欲しいところ。



先日復活して間もないですが、またしても玩具レビューですorz。

だって消化しなけりゃいけないレビューが山ほどあるんですもの。

本日は8月発売組、龍玄です。




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パッケージ。これまでのように葡萄が描かれています。

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付属品一覧


・仮面ライダー龍玄本体

・ブドウ龍砲×1

・ブドウ龍砲用トリガー×1

・オプションハンド×3

・トリガー用手首×1

・ブドウロックシード×1



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「舞さんを傷つける貴方に、もうヒーローの資格なんてない!」


・仮面ライダー龍玄

・呉島家の次男、呉島光実が戦極ドライバーとブドウロックシードを用いて変身した3人目のアーマードライダー。チーム鎧武での鉱汰の弟分にあたり、鎧武と共闘する事も多い。ブドウ龍砲での遠距離攻撃を得意とする他、光実特有の頭脳戦を得意とする。アンダースーツのモチーフは「中華の鎧」であり、変身音も中華を思わせるものとなっている。必殺技はブドウ龍砲から放つ「ドラゴンショット」



・・・・・卑怯なだけの弱者ry・・・改め、策士ことミッチがアーツでリリース。

鎧武が戦国時代の武将、バロンが中世のイギリス騎士ならば、龍玄は中国三国志の英雄といったところ。やたら劇中で「ヒーロー」という単語を連呼するのはその為かな。

ブドウアームズそのものも中華をイメージしてあって、やはり鎧武系のライダーのデザインの秀逸さを感じます。


まあ一言で言うなら「鎧武の主役」にあたるキャラがミッチです。主役というと盛り過ぎかと思われるかもしれませんが、武部Pと虚淵氏のお気に入りのキャラであることは確実。

イケメン大好きな武部Pから気に入られるのは勿論ですが、虚淵氏がそもそもこのキャラを中心に据えて脚本を書いている為、自然と一番目立つキャラになっています。

他のキャラと違って、正義と悪の両極端とも取れるキャラ作りを目指しており、闇に堕ちるまでの過程が随分と分かりやすく描写されます。

そもそもコイツの思想は「大多数の正義の為に小数を切り捨てる奴かっこいい」で、鉱汰にはそれを見出していましたが、鉱汰の甘さヌルさに失望していき、そのうちに完全に離反。仲間を欺き続けます。

「舞のため」って考え自体がそもそも子供なわけですが、逆手に取れば「子供が大人になるまでの物語が鎧武」ですから、ミッチの死を願う視聴者の意見は完全に的外れなわけです。

貴虎というエリートかつ真面目すぎるキャラに育てられた為に、家ではまともな反抗期を迎えられなかった、と取るべきでしょう。

劇中での彼の行動はその反動によるものが大きく、やはり子供のワガママに過ぎないというか。

そういう意味では貴虎と光実、この2人のこういった関係性は鎧武の物語に欠かせないわけです。

最後で戦極に騙されて舞を殺され、絶望状態の中で生きていくというラストはある意味彼にとってのベストなラスト。

最終回での描写をどうとるかは視聴者の賛否の別れどころですが、虚淵の描きたかった「呉島光実」というキャラクターに関しては劇中でやれるだけやった感があります。


まあとにかく脚本家からも、プロデューサーからも、そして劇中での実の兄貴からも、愛でに愛でられまくったキャラクターです。

キャラクターに関しては賛否両論ありそうですが、鎧武一の魅力的なキャラクターであることは間違いなしかと。




そんな龍玄、兄である斬月よりも発売が遅れ、何と8月まで持ち越されちゃいました!番組的な2号ライダーはバロン、バンダイ的な2号ライダーは斬月だと思うので、その2人より発馬尾が遅れるのは当然か。

更に斬月には「和風」という事で鎧武の流用部分もあったと思うし。



安定の鎧武系なので安心の出来。では見て行きましょう。



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頭部。

龍をバックモチーフに据えており、頭部自体は、中国王朝の漢と隋の間の三国時代(まだ紀元前)に活躍した武将の冠をモチーフにしています。

実際に魏・呉・蜀の武将たちはこういった冠を付けておりました。そこにブドウのアームズで更に特徴的になります。

カリスの時も思いましたが、ここまで複雑に絡み合った複数のモチーフをパッと見ただけで分かるよう綺麗にまとめてデザインするとは天晴れです。


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後ろ。房が気になる・・・笑


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肩部の房は二段階可動。かなり表情が付けやすくなっています。


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ブドウ龍砲。

鎧武―武将だから剣←分かる

バロン―騎士だから槍←まあ分かる

龍玄―三国志だから銃←????


まあこれはライダーという性質上しょうがないかなとも思いますがね…三国志は銃じゃねえ…。

別ライダーになってしまう以上、武器は差別化しないといけませんし。


かなり造り込まれており、ACでは塗装しきれなかったところも隅々まで塗られています。


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パーツを換える事により、弾を補充するシーンも再現可能。勿論指をかける手首も存在します。



ではでは・・・!


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ハイーッ!ブドウ・アームズ!龍・砲!ハッハッハッ!


あのモロ中華な感じの音声が堪らん!歴史オタの神経が唸るぜ。







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銃撃アクション楽しい。



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ダークザギのエフェクト使って。


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うん、楽しい。


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ドラゴンショット!


サガラ曰く「ドラゴンの息吹のようだ~!」らしいです。


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というわけで、「仮面ライダー鎧武」基本4ライダー、集結です。

しかしあくまで「形式上は4人」なだけなんだよなぁ・・・。劇中でこの4人が先陣切って活躍しているかといえばそういうわけでは汗

寧ろ何故この4人がメインということになってるのかが疑問。実際この4ライダーの並びもOP以外で一切見れません。




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「楽しい時を作る企業、バンダイと、御覧のスポンサーの提供で、お送りしました」の映像。


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With鎧武。最終回でこのコンビが再び見れて本当に良かった。極アームズだったけど。



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VS強者。歯が立たずボコボコにされます。



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第1話冒頭より。こういう展開全く無かったよねー(白目



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クリスマスゲーム回より、兄VS弟。しかしこの時は互いの正体を知らないというね・・・弟はこの時に完全に気づきましたが。


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斬月VS斬月・真での斬月の優勢っぷりを見るに、斬月そのものというより兄さんの戦闘能力が高過ぎなだけだと思うの・・・w


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戦極MOVIE大合戦より。



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以上、S.H.Figuarts 仮面ライダー龍玄でした。

相変わらず出来の良い鎧武アーツ。特に肩の可動ギミックには驚かされました。

う~ん、普通に「出来良いです」に述べる所が無い、困ったなぁ・・・。


鎧武アーツは、あとは、斬月・真、カチドキ、ジンバー、極、バロンレモン、デューク、パイン&マンゴーと、一応まだまだ増える予定です。

出来良いので続きが楽しみになっちゃいますよ。




それでは!