今回は遂に発売したリニューアル版ティガ。

正直ずっと心待ちにしてました☆



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パッケージ。

紫基調になってます。今までは赤基調だったので統一感無くなるって意味では残念。


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付属品一覧


・ウルトラマンティガ本体

・交換用プロテクター(左右)×1

・ゼぺリオン光線再現パーツ×1

・ゼぺリオン光線モーションエフェクト×1

・交換用カラータイマー(赤)×1

・魂STAGE用ジョイント×1

・オプションハンド×2




う~ん、この値段を考えると少なめなことは間違いないかな・・・。

レオとか派値段相応だっただけに。

ってか値段跳ね上がりの戦犯は仕方ないとはいえ新マンにあるわwあのあたりから値段の錯覚が起こった。


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「これが答えなのか!?皆好きだから・・・皆仲間だから!」


・ウルトラマンティガ マルチタイプ

3000万年前の超古代都市の守護神であった光の巨人。オリジナルは本質が光であったために肉体を石像として残し宇宙へ帰って行ったが、2007年の現代で光の遺伝子を継ぐGUTS隊員のマドカ・ダイゴがその石像と一体化する事で、ダイゴとしての人格を宿し新たに復活。怪獣災害や侵略者の脅威に晒される人類の守護者として戦っていく。元々は3000万年前、闇の巨人「ダーク」であったが、ユザレの説得により改心。仲間の力を吸収し光へと変換した為に、現代において「パワータイプ」「スカイタイプ」へとタイプチェンジする事ができ、大きな特徴となっている。マルチタイプの必殺技は腕をL字に組んで放つ「ゼぺリオン光線」




・・・・・4年ちょっとのブランクを経て、ULTRA-ACTでティガのマルチタイプがリニューアル。

元々ティガが長い間リニューアルを望まれていましたから、今回のリニューアル版発売は妥当と言うべきか。寧ろ遅すぎるくらいです。レオより早くても良かった。

私が平成ウルトラ、どころか平成特撮で最も好きなのがこのティガ。理由はウルトラシリーズを空想特撮と捉えた上で新たに平成ウルトラシリーズとしての路線を開拓しようとした姿勢にあります。

昭和ウルトラはM78からやってきた宇宙人、という設定でしたが、今作では超古代の巨人の力を「光」という不定形な力で人間が手にした、という斬新な設定。

この「「光」という不定形なものが人間と一体化して、それが変身の源になる」という設定はダイナ、ガイアと引き継がれ、この3作は「人間ウルトラマン」と呼ばれます。この辺が昭和ウルトラと大きく異なる箇所ですね。

今までのウルトラシリーズとは一線を画した斬新な設定から、当時はイマイチ世界観に入り難かった方も多かったように思いますが、いざ蓋を開けてみれば1話完結で昭和ウルトラに対してのオマージュエピソードが多いです。

1話完結でSFチックな奇妙な世界観と、登場する怪獣の魅力、1話に凝縮された濃密なストーリー性と、決して昭和ウルトラへのリスペクト精神をおざなりにするような内容ではありませんでした。

ダイゴはあくまで最終章や光に迫ったエピソード以外はエピソードを光らせる為のホストで、ティガも怪獣や事件を解決する為に登場するにすぎません。

ほとんどを巧みなストーリーや怪獣の魅力に充てているのも本来のウルトラの形に添っていて高評価。

光を受け継いだ人間のエピソードで平成ウルトラマンの可能性を提示したと同時に、それまでのウルトラシリーズの基本であった「空想特撮シリーズ」という性質も忘れない。これがティガが未だに評価される理由だと思います。実際私も大好き。

これが無ければ平成ウルトラシリーズは愚か、平成ライダーの成功も有り得なかったのではないかと思う。

昭和ウルトラへのリスペクト、でいえば大傑作は「ティガ」と「マックス」で双璧だと思いますが、平成ウルトラの要素も上手く織り交ぜたティガの方を私は推したい。

名監督、実相時昭雄の撮った作品も多数。個人的には川崎郷太氏の脚本はこのティガでかなろ光っているので括目してほしいです。「うたかたの…」や「拝啓ウルトラマン様」は是非ともお勧めしたいです。


主役のマドカ・ダイゴを演じたのはジャニーズ出身のV6長野博。ティガに出演された事を今でも誇りに思っているようで。

ウルトラシリーズ出身の俳優が出演を隠さず誇らしげに語るのは彼とつるのに因るものが大きいと思う。


そして、近々この作品がBlu-rayBOXとして発売されます!!かなりの傑作であることは間違いないですが、Blu-ray化を記念して再び盛り上がる良い機会ではないでしょうか?





大好きな作品なので語り過ぎちゃいましたが、リニューアルしてどのようになったのでしょうか、見て行きましょう。


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頭部&胸部。

ティガのこのイケメン頭部は、昭和ウルトラマンではなかった「頭部を削る」手法により生み出されたもの。

ウルトラマンの中でもかなりのイケメン属性では。

フィギュアの方はバランスが良いので、眺めていても良いフィギュアになり得ます。



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旧版と比較。

ちなみに旧版の方は頭部をパワータイプの物に挿げ替えているので、元々の頭部の状態とではまた違った比較になりますが。

頭部に関しては旧版パワータイプのそれと五分五分な出来。それほどまでにパワータイプの頭部が当時にしてはかなり良い造りだったという事でしょう。

他はカラータイマーも旧版の方が良いかもと若干・・・。

多分、それ以外は今回のリニューアル版の圧勝です。色も明るくなっているし。


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交換用プロテクター。

ダイナで確立されたこの技術。主にゼぺリオン光線時に使いますが、それ以外でも使う局面はあります。スーツの再現に拘る人をも納得させることが出来る付属品です。



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登場シークエンス。

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光の巨人、光臨!



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チョップのイメージが強いティガ。やはりファイティングエボリューションリバースでのネビュラコンボによるものが大きいです。


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ファイティングエボリューションシリーズでも使われる、素早いキック。スカイタイプになると結構連発がしやすかったりしましたね。


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飛び蹴り。これしょっちゅう使います。

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イーヴィル戦でのチョップも再現。


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ハンドスラッシュ!


オビコを死なせ、その他の戦闘でも様々な牽制に使われる弱威力光線。

勿論、セブンのように旧版からのエフェクトの出来ます。

しかし、旧版に付いていたエフェクトが今回リストラされたのは残根ね鳴りません。レオやゼロは値段上がって完全上位互換だったのに、今回は値段だけ上がって付属品は削られたものがありますからね…。



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ウルトラシールド。これも旧版からの流用。まあ、流石にこれは旧版のサービス精神の現れだと思うので、今回付かなくてもどうこうは言えないかな…笑

しっかり似合いますね。

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横からも。



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ゼぺリオン光線モーションエフェクト。旧版ではダークに付いていた物も、今回はちゃんとマルチに。

旧版よりも「エネルギーの放出」お良く表せているかと。

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比較。旧版はマルチではなくダークに付いていた物なので微妙ですが。

旧版は平べったくなっていますが、今回の物は立体的に。良いと思います。

これに関してはどっちもどっちでそれぞれ良い所あります。旧版は発光の再現が丁寧だしね。



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ゼぺリオン光線!


ティガマルチタイプの最大必殺光線。ワイドショットやメタリウム光線と同じポーズで放ちます。

指先からは光線は出ず、腕から発射される形になるんですが、旧版はそれをあのブレスレット形式で通す形で再現してました。あれはあれで頑張ってくれたとは思うんですが、使いづらかったのが難点でした。

んで今回は、発射先をギザギザにして発光に見立てる事で「指先からは出ない」というのを誤魔化しています。勿論従来のように右手首と一体化させることで再現ですが。

これはこれで迫力も出てるし良い判断。

恐らく初じゃないだろうか、光線のエフェクトが旧版より出来良くなっているのは。スぺシウム光線もワイドショットも確実に旧版の方が再現度高かったですし…。

難点としては飛距離が旧版のそれより短い事かな。

交換用プロテクターを遣わなくてもまあまあ再現出来ますが、やはりスーツの状態をしっかり再現するには使って再現させるべきでしょう。

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縦からパシャリ。これは再現度高いですわ。

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旧版のエフェクトで、ゼぺリオン光線!あの、くるくる回って使いづらいやつです。

光線範囲を考えてこの形にしたのは嬉しかったですが、やっぱ使いづらかったですしね。

長さがあって等間隔で空いている穴は良い感じですが、やはり総合的に評価すると今回の方がエフェクトの再現率高め。





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闇から光へ・・・って事でティガダークと。

ぶっちゃけ映画で「実は闇の巨人だった!」って言われても後ハマリなのであんま衝撃では無かったなぁ。



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ウルトラマンティガ、3タイプ集結!

恐らくこのタイプチェンジ能力は、この後の平成仮面ライダーに大きく影響を与えたでしょうね。

パワータイプはリニューアルの必要性無し、スカイタイプはマルチをもう1個買ってリぺってエフェクトは旧版のものを使えば良いしで、残りの2タイプはリニューアル版で出ても買わないですねぇ。





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実は買ってたキリエロイド。

改めてリニューアル版が発売されたので、過去に発売されたティガ関連のACTともう一度このクオリティで絡み直させることが出来るのが嬉しい。キリエロイドとかリニューアル絶対出ないだろうし笑

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う~ん、投げ売り1000円の時に買ったキリエロイドですが、マグマ星人やザムシャーも欲しくなるぜ。

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ゼぺリオン光線の飛距離が短い弊害がこんなところで。





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「来てくれたぜ・・・本物が!」


イーヴィルとも。これはリニューアル版もしかしたら出る可能性も…。出ても買わんけど。


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光線激突!これも久々にイーヴィルを引っ張り出してきてこんな形で再現出来て嬉しいです。

ただ、イーヴィルショットとゼぺリオン光線の造形がここまで違うのが残念。


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からの空中一騎打ち。





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TDスペシャル!


ティガ&ダイナより。

やはり再現したくなっちゃいます。




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ティガがリニューアルされたので超ウルトラ8兄弟の並びを改めて再現。


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ヒッポリトにゼぺリオン!・・・敢えて発射前イメージを再現。





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初代マンと握手はもはやお約束。

手首は旧版のもの。





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まだ未視聴(早くしろ)ですが、怪獣DXのタイラントと。

どんな感じで戦闘するのか・・・早くレンタルしたいけど常に貸出し中でw

しっかしこのソフビのタイラント、凄い出来良くてかなりのお気に入り。DXシリーズもっと出してください。

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このショット見た瞬間映画見たくなるから困るでしょーが!





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ガッツウイングと♪

やはり他の戦闘機も欲しくなりますな。「ウルトラメカセレクション」を買えという事でしょうか?






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以上、ULTRA-ACT ウルトラマンティガでした~。

確実に、出来良くなっています!(宣伝)ウチのは旧版をパワータイプの頭部にしてるので尚更旧版より良い。

リニューアルを望まれていただけありますね。寧ろ望まれていたからといって早く出さず今の時期に出したのはバンダイなりに良い物を世に出そうと試行錯誤していたのかもしれない、アーツ鎧武シリーズみたいに。

ダイナ発売時から当たり前になっている換装プロテクターですが、プロポーション再現には必須ですね。

それよか、キリエロイド、イーヴィルティガ、ゴルザ、ガッツウイングなどなど、これまでのティガシリーズのACTと改めて絡み直せる事に感動です。また新たな楽しみがあるに違いない。


残念なのはやはり旧版の完全上位互換でない事。ウルトラシールドは難しくてもハンドスラッシュは付けてほしかった。レオやゼロは値段は上がっていても旧版+αな内容だったのですが、このティガは値段だけ上げてシールドとスラッシュをリストラというちょっとアレな内容。

まあ、ゼぺリオン光線とモーションのエフェクトがリニューアル版では珍しくどちらも旧版より良くなっていた事が救いですが。



本体は、恐らく文句なしなはず!

それでは!