キングフォームをレビューしようと思ったのですが、そういやまだ通常ブレイドさえレビューしてないと思い…。

というわけでまずは去年の11月再販版、仮面ライダーブレイドです。



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パッケージ。


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付属品一覧


・仮面ライダーブレイド本体

・ブレイラウザー×1

・ブレイラウザーホルダー×1

・ブレイラウザー用交換用トレイ×1

・ライトニングソニック用エフェクトパーツ×1

・岩パーツ×1

・オプションハンド×3

・カード持ち手用手首×1

・シール…1式

・ラウズカード×10


画像にはありませんが、カードとシールも付属しています。

かなり充実な内容だと思います。2014年より増税により価格は4,104円になりましたが(再販された場合)、エフェクトまで付いてるしで納得のセットです。



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「ああ、この場所から、俺とお前は始まったのかもしれない」


・仮面ライダー剣(ブレイド)

復活したアンデッドを封印する為に人類基盤史研究所BOARDが開発したマスクドライダーシステム第2号。スペードのAのカードを使って剣崎一真が変身、その他のスペードスートのアンデッドを封印したカードを使い、自身の戦力を高めていく。♤6「THUNDER」による雷の力を使った戦いを得意とする。必殺技はスペードスートの♤5、♤6、♤9のコンボ技「ライトニングソニック」。



2004年放映の仮面ライダー剣がSHFで登場しました。自分は11月の再販版購入したんですが、それでもレビューが半年遅れてる件笑

ブレイドはライダー史上初のトランプをモチーフにした作品。ライダーの人数は勿論4人、怪人は各スートごとに13体、系52体+ジョーカーという構成になっている非常に趣きの高い作品です。

龍騎で好評だったカードゲーム要素を生かして、本作も勿論カードを使用したバトルが見所。龍騎では1回のバトルでそれぞれ1枚、しかもカード同士のコンボが可能という、龍騎よりもよりカードバトルを前面に押し出した作品でもあります。

もう一つのモチーフとして「昆虫」があり、登場ライダー全員がそれぞれのスートのカテゴリーAに封印されている昆虫モチーフの怪人のカードを使って変身というのもポイント。


とまぁしかし前半のエピソードの中だるみっぷりにより、それまで社会現象的ブームとなった平成ライダーシリーズで初の打ち切りが検討された作品に…。カードバトルを発展させたといっても龍騎でも見られたので真新しさが無かったのも原因かもしれません。

更に放送当時…というか今でも変わらずネタにされてる「オンドゥル語」も放送当時評価が低かった一因かもしれません。

主人公を始め、とにかく滑舌が悪い悪い。今でこそ愛すべきブレイドの特徴とされてますが、当時はもっぱら酷かったみたい。

しかし後半の展開の熱さ(後半は本当に息も尽かせぬ展開)や鳥肌が立つほど神がかった出来の最終回により、現在では結構評価が高いです。

ネタキャラ、オンドゥル人気にあやかってみる人が増えて、普通に作品の出来が良かった、なんて声も良く聞きます。

管理人もファイズ、龍騎、ダブルと並んで今でも大好きな作品です。

というか、私が全仮面ライダー中最も好きな仮面ライダーカリスを生み出した事が最大の功績です。



そんなブレイド、フィギュアの出来はかなりよろしい。では見て行きましょう。



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顔。

似てるとは思いますが、少々小顔なのが大問題。ちょっとここはどうにかならなかったかな~。



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可動範囲。今回はこれが凄い!

今回の素体は新素体採用で、足首はBJなものの逆にその恩恵でグリグリ動くし、背中は前屈楽勝。腕も回るのでなお良し。

しかも「良く動く」だけでなく「動かし心地」「動かしやすさ」もこれまでのアーツとはダンチなので、一種の素体の到達点かと。



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ラウズカードは9枚付属。1~9までです。ジャック、クイーン、キングも出来れば欲しかった…。

探すの面倒だったので写真にはライトニングソニックコンボ用のみです、さーせんw


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ブレイラウザーはトレイを展開型へと換装できます。

このカードのレリーフは表裏共にシールで再現。表は全て解説書の指示に従って貼る形ですが、裏は自分で選択して貼る形に。

2~13までのカードの中から、封印済みかそうでないものかを選択して貼ります。何でこんな面倒な事に…。

普通に前述のカードを9枚じゃなくて12枚か13枚付けて、そのまま収納できるトレイで良かったと思うわwwwwwwww

勿論未封印の物も付属させて。

シールで再現という事は、勿論カードの抜き差しの再現が出来ないという事なので。

これはちょっと顔以上にこの商品の問題点だと思うわ…。シールにした真意を問いたい。

カード収納タイプにするとカードの保管場所にも困らず一石二鳥だと思うのに。


で、私はとりあえず全て封印済みのものを選択。後から気付いたけど、ブレイドってクイーンとキングのカードは常にラウズアブゾーバーの中に入ってるからブレイラウザーの中に収納されてないのよね…ミスった、まあいっかw



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装着変身と。

身長の違いは仕方ないとして、ブレイラウザーの小ささと頭部の作り込みの甘さだけに目を瞑れば、装着だって全然通用する気がします。



ではでは・・・!

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TURN UP!


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とりあえず剣持たせて適当に動かすだけで決まりますよ。


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持ってて良かったフォーゼエフェクト。

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ブレイドの為にあったと言ってもかごんではないです。


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トレイ開閉。こっちの方がしっくり来るかもしれない。

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カードを抜く動作も再現可能!・・・ですが、シールなので、抜いたはずの箇所にカードが残っている、という有り得ないシチュエーションになってしまいます、なんてことw

だから前述のようにカードを直接収納するタイプにしろとry


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カードは勿論持たせられます。5、6、9でライトニングソニックのコンボ。


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更に、必殺技待機中のブレイラウザーを突き立てる為の岩パーツも付属と言う芸細っぷり。値段が値段とはいえ、やるねぇバンダイ。


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しかし私は敢えてフォーゼエフェクトの方をだなry



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ライトニングソニック!


キック、サンダー、マッハのコンボ技。マッハを除いたライトニングブラストという下位互換がありますが、やっぱりソニックの方が定石って事でw

岩パーツが付くと言う事は…、まあ、必然的に必殺技エフェクトも付くわけですよ。

足にはめこむタイプ。思えば平成ライダーでライダーキックのエフェクト付くのは初めてですね。

このキックエフェクトも結構凝ってて良い感じです。




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ディケイドと。

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最終回1話手前の、VSキバ。


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MOVIE大戦2010より、龍騎と。声は椿さん本人が充ててましたが、最終回とは一体何だったのか…。


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以上、SHF仮面ライダーブレイドでした。

新素体技術はダテじゃない!買ってないですが、真骨彫カブトにも引けを取らない一種の素体の頂点だと思います。

基本的にグリグリ動かせるし、動かし心地がこれまでの素体とは明らかに違います。

この素体をこれからもデフォに…無理か。真骨彫以外だとアーツの究極素体はこれなんじゃないだろうか。


反面不満はこの小顔っぷり。何ぞこれはw

あと、ブレイラウザーのトレイはシールにすべきではなかったと思うw

そもそも時期によってトレイの中の状況違う訳だし、カードを13枚付けてそのまま収納で良かったかな。抜き差し遊びも出来てそれこそ劇中再現だし。

トレイをシールにしたのだけは本当に残念。

しかし素体は究極に近いです。次はキングフォームのレビュー行きます。


それでは!