ごめんなさい、すっごいレビュー遅れました…。
約3か月前の商品のレビューです。ACTのウルトラセブンのリニューアルバージョン。
金曜日からバイト地獄なので、まだやってないレビューをどんどん消化します。
パッケージ。
・ウルトラセブン本体
・手持用アイスラッガー×1
・アイスラッガー用斬撃エフェクト×1
・ワイドショット再現パーツ×1
・交換用プロテクター×1
・魂STAGE用ジョイント×1
・オプションハンド×5
・Vサイン手首×1
何ともまぁエメリウム光線が付かないという…。
私は初版のエめりウム光線失くしたので欲しかったんですが。
そしてアイスラッガーも必殺技時には付属しません。
かなりエフェクト抑えめですがお値段は3,675円。何でや…。
・ウルトラセブン
M78星雲後恒天観測員35号として地球にやってきた際、自らの実を犠牲にして友人を救った薩摩次郎の勇姿に感動し、彼の姿をモデルにモロボシ・ダンと名乗り地球を守っていくことを決意する。地球を狙う数多の侵略宇宙人と戦い抜き、人類を守った。念力を駆使したり、自由自在に身長を変化させたりと、トリッキーな戦い方を得意とする。必殺技は「エメリウム光線」「アイスラッガー」「ワイドショット」など。「大怪獣バトルTHE MOVIE ウルトラ銀河伝説」では、息子であるウルトラマンゼロを設けている。
・・・・・赤いファイター、ウルトラセブンが3年の時を経てリニューアル!
2010年に発売したウルトラセブン、そろそろクオリティが追い付かなくなったのでしょうか。
まあそれよりも、6兄弟のうち既存の5人と体系とパッケージを統一するって意味でのリニューアルだと思いますけど笑
だってセブンよりもメビウスとかティガの方が絶対作り直す対象だと思うのに、今セブンを出すって事は6兄弟に統一感を持たせる事以外に考えられないので…。
勿論、以前のセブンでも他の兄弟と並べるとキツイのは紛れもない事実ですが…。
実は私、発売当時(9月下旬)は試験地獄で飼う暇がありませんでした。しかしまぁ、田舎なのでずっと油断してたら売り切れ。まあそりゃそうだろう。
行きつけの個人経営の玩具店でも売り切れになってしまったので半ば諦めかけていたところ、遂にYahoo!オークションで落札できましたと。
なので入手できたのは11月の頭頃です。
そんなセブン、作品的にはウルトラシリーズ最高傑作といわれの高い作品です。
実際に前作の初代ウルトラマンよりもSF的要素が増し、宇宙人と人類のコンタクトをSF的に描いている作品だと思うんですよね、それも45年以上も前に。
その中で勿論SF要素を最大限に発展させて社会風刺、文明批判、人間愛といった様々なストーリーが用意されている…、はい、間違いなくウルトラセブンは特撮史上に残る大傑作です。
イチオシは、
・人間同士の絆を利用したメトロン星人の侵略から社会風刺でエンドを迎える実相時監督の「狙われた街」
・人類はかつて侵略者だったという問題を投げかけ、セブンの正義の定義を揺るがした「ノンマルトの使者」
・人類の科学実験で故郷を失った星獣が復讐をしにやってきて、無意味な軍拡競争を批判した「超兵器R18号」
ですかね。これ以外にも(っていうかほとんどが)、娯楽作品の枠に留まらない数々の傑作ばかりですので未見の方は是非ともご覧いただきたい作品。名作のいわれが良く分かると思います。
怪獣のキャラクターを重視し、「怪獣が主役」だったウルトラマンと違い、OPテロップに登場宇宙人の名前すら出ずに、あくまで「セブンが絡むSF物語」でしかないのも特徴。
宇宙人側に様々な事情があるので、セブンはどこをどう見ても「ただ単に地球人の味方をしてる奴」でしかにですが、そこがまた正義の根底を揺るがしていて面白いポイントです。
そんなセブン、旧版から如何に進化したか!?級版と比較しながら見て行きましょう。
旧版(右)と。
やっぱり進化してる…新生ACTはマッシブで整った体系なのが特徴の1つですが、並べてみるとよりそれを実感できますね。
グレンファイヤーより前のACTは「玩具っぽい」とか言われてたけどもうそんな事は無い。
セブンを今リニューアルした意義はここにあると思う。ってわけではよメビウスをだなry
今回のセブンの首回りは本編14話以降の赤いタイプです。本編で言うと勿論首赤セブンの方が活躍頻度多いのですが、平成になってからは銀だったので何とも言えないな…、少なくとも最近のセブンと言えば銀色のセブン、すなわち旧版です。
なお余談ですが、平成版セブンは首回りとうなじが銀色。本編13話以前のセブンは首回り「だけが」銀色。
すなわち新版も旧版も13話以前のセブンを再現出来てません。ショック…。
まあ、なので、首回りの色に関しては旧版の方が好みって事で。
交換用プロテクター。一応ワイドショット再現時に使う物ですが、ダイナやタロウのように外側に折れたものではなく内側に折れているので、使用頻度は高そうです。
ブラザーズマント使用時もこのプロテクターがオススメ。
汎用性かなり高いです。言うなれば「アクション用プロテクター」
アイスラッガー。旧版では2つ付属し、どちらも手に持たせることも頭部に取り付けることもできる同一金型でしたが、今回は頭部用(画像左)と手持用(画像右)で分かれています。
一応頭部用も手に持たせることは出来ますが、問題はエフェクト。
手持ち用のアイスラッガーでなければエフェクトを取り付けることが出来ません。
エフェクトは、画像のようにアイスラッガーを収納し挟み込む事で取り付けます。
頭部用は突起の部分が長めに造形されており、ポロリの心配が無いようになっています。
頭部様は手に持たせる事は出来ますが、手持ち用はあくまで手持ち専用で頭部に取り付ける事は出来ない仕様。
ファイティングポーズが旧版のそれより綺麗に決まります。
何かセブンって立膝の印象ある。大体FERのせい。
蹴り。
アイスラッガー取り外し。
手持ち用を手に持たせます。
斬撃。
エフェクトを使うとこんな感じになって非常にカッコいいです。
応用でこんな事も。魂STAGEを要しますが。
A、B2つの撃ち方を。何気Bの方が使用回数多いんですよね。
何ともまぁ今回は手首だけ付いてエフェクトは付かないという不遇な結果に。
しかも私は旧版エフェクト失くしてるのでry(2回目
初撃破はアイロス星人のワイドショット。
セブンの必殺技はアイスラッガーかエメリウム光線の印象ですが、他のウルトラマンと同時に客演する際には統一性を持たせる為にこれが一般的な必殺技になります。
まあ1人だけエメリウム光線じゃ弱すぎるしアイスラッガーじゃそもそも変極まりないからねw
まあ本編でもそこそこ使ってます。
で、何か似てません。本編とは違うコレジャナイ感。メタリウム光線やストリウム光線並にコレジャナイ感あります。
そこでエフェクトを旧版の物に。
見ただけで分かると思います、はい、ワイドショットは旧版の物を使います。
一応全景。
新版には必殺技版のアイスラッガーの射出パーツが付属しないので。
新版はプロテクター交換によって脇がより引き締まるので、旧版よりもポーズ決まります。
ワイドショットと言い、エフェクトに関しては完全に旧版の方が上です。
色々。2枚目は画面の外で色々誤魔化してます笑
ブラザーズマント装着。
やっぱりセブンにはしっくり来るね。兄弟中でも似合う方の部類だわ。
しっかしこういう時に首周り銀色が良かったなぁと思うw
べリアル戦が印象深い。
ってわけで5兄弟そろってピースポーズ。
・・・長かった・・・やっとタロウ誕生シーン再現出来た・・・。
改めて、ウルトラ6兄弟!太郎のレビュー時に一応撮ってるのでこれ1枚。
もっと取っておけば良かったなぁ。
もう一回言うけどはよメビウスリニューアルせい。
以上、ULTRA-ACT ウルトラセブンのリニューアル版でした。
初代ウルトラマンの場合、マントが付かない以外は完全上位互換だったのですが、このセブンはそういうわけではなく、アイスラッガー射出エフェクトもエメリウム光線エフェクトも付属しない仕様。
しかもワイドショットも旧版の方が本編再現度高いし。
しかし旧版と並べた時の進化っぷりは確かなもの。新生ACTは体系がガッチリしてておもちゃ感があまりしませんし。
やっぱ首回りが赤か銀、どっちのセブンが好きかで好き嫌い別れるな…。
賛否両論となるフィギュアだと思いました。
私としては、旧版持っていれば買う価値のあるフィギュア化と。進化っぷりが堪能できますし、エフェクト流用出来るし。
ひとまず、新生ACTで6兄弟揃った事を大いに喜びましょう!今回集合写真1枚しか撮ってないけど(結構引きずってる
次回は、これまた放置していた父と母をレビューします。アーツの方は再販ブレイドと蟹を。
それでは!
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