すんません、明日で第7話の放映日だというのに、約1週間も遅れて連ドラの感想だよ…さぼらないようにしなきゃね。

はい、というわけで第6話です。






あ、毎回気になってるんですが、この「ネオ・ウルトラQ」の感想記事に対して、毎回「ナイス!」を推してくださる方、誰なのでしょうか?

勿論凄くありがたいし嬉しいんですが、良ければナイス!を押す時お名前教えて下さらないでしょうか?



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今回は「もっとも臭い島」


冒頭で絵美子は新作の香水、「Sedeganne」を披露。正平と南風原に見せつけます。

はい、これで主役3人の出番終わりです!…えぇぇぇぇ…!


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突然、謎の無人島に漂流してしまった一人の女性、ユウキ。

目が覚めると何が何やらで、パニックになってしまったようで。

そのまま三日間、島に一人で取り残されることに…!怪我なんかもしてしまいます。


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三日目のすると、突然身長8Mほどの巨大怪獣、セーデガンが現れ、ユウキに向かって走ってくる!

ええ、勿論逃げますねwwww


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追いつかれた!と思ったら、セーデガンは謎の体液を体から出し、ユウキの傷口に塗ります。

最初こそ怖がっていたものの、ユウキは段々痛みが引き、傷が癒えていくことを悟ります。



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セーデガンに心を許し始めるも、この怪獣、ある重大な欠点が…そう、爆発的に臭い!


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ユウキはセーデガンの悪臭に飽き飽きしながらも、次第に心を通わせ始めていきます。

お互いの名前を「セーデガン」、「ユウキ」と理解します。

ってか何でお前セーデガンの言葉を理解できてるんだよry


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そんな中、遂にユウキは船乗りに発見され救助される事に!しかし何故か隣にいたはずのセーデガンの姿はいつの間にか消えてしまっていました。

やむを得ず、一人で帰ることにしたユウキ。



帰宅後家を漁ると、セーデガンの体液がついた衣服を発見。


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何故かそれが学者の目に留まり、セーデガンの体液を「新種の香料」とし、新たな開発に努めることが出来るといいます。

臭い香りが、良い香りに変貌するというのです、摩訶不思議現象乙w


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それを知ったユウキは、再び例の無人島へ赴き、セーデガンの体液を採取。

勿論、普通に友情を育んだ上で…です。



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ユウキはセーデガンの体液を使った新種の香水「Sedeganne」を販売、更には製造会社の社長にまでのb理詰めます。

不幸は常に幸福と隣り合わせって本当なんですね…無人島に流れ着いたのが縁で、まさかここまで人生が輝くことになるなんて。





しかし、そんな幸せも長くは続くはずもなく…。

政府は突然、例の無人島に生息するセーデガンの存在を認知し出し、セーデガンの体液を「有毒ガス」と判断し、自衛隊に殲滅命令を下します。




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それを知ったユウキは、セーデガンの待つ無人島へ赴き、殲滅を中止するよう呼びかけ。

しかし、逆に狂人扱いされる始末…。感動的…というか悲劇的なシーンではあるんだけど、どうも縁起が下手過ぎて笑いが…!




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ユウキの願い虚しく、セーデガンは一斉射撃により絶命…!

セーデガーン!!!!撃たれるシーンは可哀想過ぎて見てられませんでした。

セーデガンに歩み寄り、何度も号泣するユウキ…!







その後、原料であるセーデガンが死んでしまったのに、やはり香水「Sedeganne」は発売され続けていた、一体何故!?

そう、それは…!


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こういうこと!一気にユウキの鼻が…何故?






以上第6話でした。

一気にエピソードの方向性を変える事に成功している


いつものウルトラQ系は、その流れに沿ってエピソードを進めていく=オチも決まってくる、みたいな感じなんだと思うんですよ。

実際、そのエピソードの作風に合ったそれなりの結末が用意されてるわけで。

しかし今回はあらゆる面で違かったなぁと。

最初はユウキとセーデガンの心温まる友情物語で始まり、ユウキの成功→再会→悲劇と来るわけで。

ここまでだと「何て切ない話なんだ…」で終わりますが、あくまでウルトラQはSFドラマ。

オムニバス形式かつSFドラマであるウルトラQなりの楽しみがなくちゃいけないなって。

そんな一般ドラマでやるような事やっても何のメリットもないわけでして。

かといって落としどころが見つからない→じゃあいっそオチで挑戦しよう!となったのだと思います。

でもああいうラストにするためにはかなりの覚悟が欲しいし、リスクも伴う。

それでもうまく繋げた印象があります。


ぶっちゃけ今回のエピソードの魅力はそこですよね。がらりと変わる作風に加え、どう変えるかの脚本家の腕。




勿論あまりにも不明な点が多過ぎますが、それでこそQ。

私なりの見解ですと、ラストを見る限り、セーデガンももともとは人間だったのではと。だからユウキがセーデガンのような容姿になっても何ら違和感はない。

他の見解だと、ユウキがセーデガンの体液を浴び過ぎてああなった、ってのも考えられるかもしれません。

あと、セーデガンの体液でどうして香水が作れたか?どうして臭い体をしているのか?と、不明な点は多いですが、そこを明かしちゃったらエピソードの「奇怪な作風」に支障が出そうな気がするので、こんなもんですかね。





とにかく、前回、前々回のような哲学的なエピソードとはまた違った可能性を持ったエピソードだと思います。

でもまぁしかし不明な点が多い事や、話の方向性が定まらないということで、賛否が分かれやすそうだなとも。

ちなみに、私は普通って間奏のエピソードでした。







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次回はまた一気に哲学系エピソードに戻りそうな予感。

今回あまりにも挑戦的過ぎる事をやって良いところと悪い所が顕著になってしまったので、来週も安定の「ネオウルトラQらしさ」を見たいですね。






それでは!