実は木曜日に観ていました、アルティメイタム。

木曜日から三者面談の為午前授業だったので、4時30分からのを。

早速感想を…ですが、公開日に干渉する事が出来なかった悔しさから、かなりモチベーション低いです、悪しからず。

恐らく書きたくなくてもネタバレは含んでしまう羽目になるのでご注意。





冒頭でアクマイザーが4人の子供と1人の女声を拠点にアンダーワールドを作り出すところから。

メデューサとフェニックスにも協力を求めますが、あっさり拒否w

「この時代に要は無い」と言い、5年後に…。


いきなり5年後に。超能力兵士を取り締まっている現インターポールの隊員はなんと、流星!

超能力を使う敵に対して、インガ・ブリンクと共に活躍します。メテオに変身して兵士を一掃。

しかし、「日本で番場という男が暗躍している」という情報を聞き、日本へ…。


フォーゼ編


物語は最終回から5年後の世界で、如月弦太郎は教師やってます。

朝っぱらからたった一人のライダー部員、美代子ちゃんが突然宙に浮き、それをナイスキャッチするところが初登場。

「ありがと弦ちゃん!」って、生徒にそう言われてて良いのか弦太郎…。

新たな校長はあの佐竹校長。弦太郎と大分仲良くなってるwwww


そんな中、風田三郎率いる超能力を持った少年少女が、学校を騒がせ始めます。

弦太郎は早速三郎を追いかけるのですが、三郎は「超人類」と称し、自らサナギマンへ変身します。

応戦するフォーゼの前に現れるのは、番場wめっちゃノリの良いおっさんです。

番場はヘラクレス・ゾディアーツに変身すると、弦太郎を一掃、高所から突き落としますが、そこを日本へ向かったメテオに救出されて。

三郎らは、番場に協力して、宇宙飛行士となったユウキの乗る宇宙船を爆破しようとします。

弦太郎はかつての仲間を集め、三郎らの説得へ。

友子ちゃんのオカルト小説家に一番ワロタw


三郎達は爆破寸前にまで来てまああっさり利用されてるだけに気付いてwwww

ここから超能力者VS超能力者のバトル!あの女の子がバトルする時にいちいちスカートがキラッ!とかなるのが若干ウザい。


とまあ、このまま書くと内容全部書いちゃいそうなので、このくらいまで。

この後の超バトルは、劇中でお確かめあれ。





ウィザード編


5人がアンダーワールドに行かされている例の場所の一点のみでストーリーが進むという、驚異のストーリー。

まずはその場所から大量生産される怪人を相手に大バトル展開のウィザード。

とにかくバトルが凄い。MEGAMAXだとかみんなで宇宙キター!に匹敵する、安定の坂本クオリティーの見せ場です。

それが終わると例の場所で、晴人、瞬平、凜子は5人のアンダーワールドへ突入。

そこでは「同じ一日が繰り返される」上村ユウのアンダーワールドで、彼女こそ、美少女仮面ポワトリン。

彼女は、アンダーワールドに現れる怪人を倒す事で英雄願望を満たしているわけですが、その感情がアクマイザーに利用されてるわけでw


ここもこの辺にしときましょうかね。














総評としては、去年に比べてはるかに微妙かなと。

つまらなくはないんですが、突っ込みどころが滅茶苦茶多過ぎる…w



まずフォーゼ編ですが。

一応それぞれの未来の姿を描き、新規のゾディアーツの出現、財団絡みの男が登場する、などなど、個人的にはやるべきことはやった、という印象なんですね。

実を言うとフォーゼは、本編こそアレな出来ではありますが、映画だと3作品とも全部好きな作品になりました。

でも欠点を述べるとそれはそれで多くて。

まずイナズマンがあまりにもやり過ぎw


明らかやり過ぎイナズマンwwww何故主役の活躍奪ってそこまで活躍するんねんw

中盤メテオストームVSヘラクレスで、メテオストームが圧倒されるのを見るに、ヘラクレスは明らかに強さがホロスコープス、しかもレオとかヴァルゴとかサジタリウスとかその辺のレベルの強さですが、何とソイツにイナズマンが1人で圧勝してしまうというw

イナズマン>メテオストームってどういう…wしかも5年間もメテオとして戦ってきて人間体の身体能力もかなり高い流星ですからね…w

せめてフォーゼと共闘とかで良いのに。「仮面ライダーフォーゼ」のタイトルを冠してるので。

ホロスコープス並の強さのヘラクレスに2大ヒーローが立ち向かうという、パワーバランス的な意味でも優れてると思うので。

しかも途中で弦太郎が三郎説得の為にドライバーを焼却炉に捨てるとwこれもやり過ぎや…。

おかげで中盤から「仮面ライダーフォーゼ」から「イナズマン」が主役になってるw

一番の突っ込みどころはこれw仮面ライダーの映画である以上他の石ノ森ヒーローはいくら目立とうと最高でもサポートまたは共闘とかでないとダメだw

あと突っ込みどころと言えば初代仮面ライダー部員が伝説扱いされてるとこかなとwツッコミどころというか単に気持ち悪い。

ミヨッペ「貴方達が伝説の!初代仮面ライダー部の方々!」

普通に考えて気持ち悪いよこれ…。ライダー部って多分他の部活からしたら確実に馬鹿にされてる部活だと思うし。

ユウキが宇宙飛行士ってのも気に入らず。あの子中盤と終盤完全に宇宙行く気ある人というより宇宙のうんちくを語るだけの人化してたしw

アクエリアス編でもう完全に視聴者から「この子は無理やろ…」とか突っ込まれてたと思うので。

しかも今回で全く成長が見られない。「えと…プレゼンター云々…」で、ノリはテレビ本編と全く変わらず…。



「はぁ!?」と思ったのはこのぐらいで全体的に楽しかった方だと思います。

弦太郎が教師、ってのもユウキ同様最初は不安だったんですが、性格は変わらずにハイテンションでまあまあ安心。

リーゼントで学校来たり、生徒全員とダチになる!とか相変わらずDQNな発言や行動多いですが、まあ妥協してやりましょう。

一応生徒の心を開く!って事に一生懸命になってたし、捨て身の行動で三郎改心に繋がったので、こんかいの弦太郎はお気に入り。

ユウキって本当に今回「も」何もしてないな…w

ただ、フォーゼドライバー棄てて「もう変身しねぇ!」って言った癖に最終決戦で過去の自分から借りたりするところは安定の良く分からないっぷりでしたが。

冒頭のバトルシーンは流石坂本エロ監督。インガの身体のオイルなんかもギラギラしててエロいです、素敵!

そして原幹恵演じるインガの腹フック!正直、痺れます!流星の蹴り技アクションも坂本効果だろうし。

3本全部坂本監督って、フォーゼは恵まれてるなぁ…。

変身後のバトルシーンは大ハズレ。例によってこの章はイナズマンの章でフォーゼの章じゃないし。

ライダーが終始やられっぱなしでちっとも良い所がない…。

まあ総評としてはフォーゼ編はストーリー自体は結構お気に入り。






ウィザード編は、う~んどうだろ、テレビ本編より優れていると言われればそんな気もするし、それ以下って言われればそれまでな気も。

ビバ、非常に困ったちゃんな章です。

第一にウィザードに「ポワトリン」なんて究極に似合わないし、それがどの層に向けた物なのかも気になるw

「コスモマジック!メタモルフォーゼ!」の変身は非常に見てて恥ずかしいです、正直人いない時に見て良かったよ…。

やはりウィザードのあの作風でポワトリンって言われるとすっげぇ違和感あるのが問題でしょうか。

ウィザード単体の話自体は結構好き。

「アクマイザーは俺が倒す!」とか「現実で生きるんだ!」とか滅茶苦茶重みがあったなぁ。

ポワトリン絡みでちゃんと脚品も浦沢さんなんですが、ポワトリン変身と結婚式、最後のオチ以外はかなり真面目で驚きました、仮にも原案のポワトリン手がけてるのこの人なのにw

バトルシーンは確実にフォーゼ編より上!冒頭の怪人一掃は正に坂本ワールドの凝縮です。

フレイム→ランド→ウォーター→ハリケーンの順でどんどん敵怪人を倒していく様は見事!としか言えないとw

とまぁ、殆どがポワトリン関連で進むし、ウィザードとポワトリンっていう組み合わせが合わな過ぎるという事で、私的には全体的な完成度ではフォーゼ編より大分下。ポワトリンホンマに要らんわ…。

あ、入来さんは可愛かったですね~。






MOVIE大戦パートは、ストーリー自体は辻褄合ってて安心しました。

ずっと「フォーゼが5年後だったら、ウィザードの世界観と矛盾しないか?」と考えていたので。

その辺はタイムスリップネタというのがあったとwにしても弦太郎が変身しない宣言しときながら過去の自分からドライバー借りるのは虫が良すぎるw

恐らくは

宇宙キター!(初対面)→フォーゼ終了→ウィザード本編→アルティメイタム(5年後の弦太郎は宇宙キター!より後の時系列に来た)

みたいな感じかとwだから現在の弦太郎は晴人の事は知らなくともウィザードの事は知ってるし、晴人は弦太郎を知ってるw




やっぱり一番突っ込まれてるとこですが

無駄に長くて飽きるw


これはもうね…。あくび出ますわ正直w

前作MEGAMAXではしっかりバトルしてたのに、今回は今何をやってるのか、バトルがどうなったのかとか全くわからないw両者強化形態になってからトドメまでがあまりにも長いw

最初の4人もいちいち生身で戦って過去ライダーが来てから変身というのも尺の無駄だろうに…。

この辺、観客にアクション見せたいだけの自己満足っぽいとこが観られました、全然楽しくねぇしw

多分今までのMOVIE大戦パートの中で今回が断トツで一番長いです、多分ですw


装甲車とバイクが戦ったら、お次でさっさと強化形態になってドーン!で良かったのに。やっぱ強化形態になったら一瞬で決めないと!

その辺最初から既に有り得ないくらい拡大したバトルをやってた2010はテンポ早くて良かったのかも。








総評としては、う~ん微妙かなと。

挑戦の心があったとは思いますが、ツッコミどころ多いと言うか、いちいちやり過ぎでオーバーアクション。

最後のMOVIE大戦なんかもうホント映像そのものがやり過ぎですよ、あれで楽しめって言われても無理w

後は、イナズマン。彼は…うん、まあ(汗

MEGAMAX>>2010≧アルティメイタム>>COREかなと。

素材自体は良いと思うし、面白くしようという試み自体はひしひしと伝わる作品ですので、観ても損は無いと思います。

ってか当たりに感じる人は中々いそうです。




それでは!