はい、最近ネタがわんさか出てきますねん。
んで、今回は、一昨日「メビウス」のDVD見てて・・・そういえば昔傑作評価を押した作品あったなぁ~ってww
それは・・・
ええ、正統なる「帰ってきたウルトラマン」の続編。
この回、
まぁ総論は最後にやるとして、とりあえずレビューをします。
物語は、現代のメビウスが守っている地球ではなく、35年前のジャックが地球を守っていたころから始まる。
メビウスって昭和作品の後日談なんで、全く違和感ありませんね。
汗をかきながらも、必死に穴を掘り続ける青年。
そこに、塾帰りの少女が遭遇し・・・!
青年は、宇宙船を探しているという。
でも、少女の母は、青年の事を快く思っていないみたいで・・・!
んで、現在。
GUYSは山の麓から宇宙船と、それに格納されている怪獣の反応を探知。
でも、そこはコノミ隊員の務める保育園がピクニックに行っている場所で・・・!
もちろんGUYSは調査へ。
すると、そこには、宇宙船の乗組員で、「ビオ」と名乗るメイツ星人が。
しかし、地球人とは戦う気はないのだという。一体なぜ・・・!?
ビオは、自分の同胞が35年前(ジャック地球滞在期)に一度地球を訪れていたことが判明。
はい、「帰マン」第33話ですね、分かります。
メイツ星人は地球の気象を調べに来た心の優しい宇宙人。
地球怪獣「ムルチ」を封印すると、力を使い果たし、人間の姿で生活することにする。
しかし、宇宙人を気味悪がった住人達は、彼が潜伏している廃墟へ突撃。
人間って、なんて許すまじき生き物なんだろうと、「新マン」第33話を見て初めて思いましたよ。
心の優しいメイツ星人は、身勝手な人間の偏見のせいで殺されてしまう。
警官が持っていた、銃で・・・!
畜生畜生畜生!!!
ビオは、その事件について、同胞が殺された事についての話し合いをしに来た・・・!
地球人からしっかりとした謝罪が聞きたいらしい。
これは地球とメイツ星の問題、だからメビウスであるミライには、手を引くべき問題だと投げかける。
ミライ=メビウスは、怪獣を暴れさせない事を条件に、自分はこの問題について関わらない事を約束する。
ミライとメイツ星人ビオが握手をし合おうとしたその瞬間、事情を知らないリュウがメイツ星人ビオを射撃!
完全に地球人を信用できなくなったビオは、怒り狂って街へと・・・!
ビオはGUYS本部へ、35年前に殺された同胞への賠償として、地球の約20%の陸部を求める。
はい、いつものごとくトリヤマ補佐官は断りますね!
しかし、やはり先程リュウに撃たれた傷口が痛む・・・。
ビオは人間の姿になって・・・w
そこを、たまたま通りかかった保育園のピクニック団体。
園児が怪我をしてるビオを助けようとするが、先生は・・・なんて先生だこの野郎!
「あの人、人間じゃないっ・・・!きっと宇宙人よ・・・!」
って何を・・・!35年前の人間と一緒だな。
ミライとリュウは、ビオに、もうこれ以上やめろと言う。
無論、聞く耳持たずで・・・!
メビウスって過去作品へのオマージュ要素とんでもなく上手い!
「新マン」33話で人間へ失望した郷が変身を躊躇ったときに隊長が発した言葉。
いや~興奮です!w
ミライは躊躇いながらもメビウスに変身。
ビオとの約束を破ることに・・・!
街を暴れまわるメイツ星人の宇宙船の攻撃から街を守る。
宇宙船から出てきたのは・・・なんと「新マン」33話でメイツ星人が封印したはずの地球怪獣ムルチの改造版。
同胞が封印していたものの別個体を捕えて改造したのかっ!
リュウの「そんなに地球人が憎いか?」という質問に対して・・・!
「仲間以上の存在である父を殺された」という理由で、最初からビオは地球人に復讐するつもりだった!
ビオは怒りを抑えられずに、ゾアムルチのパワーを増大させる。
保育園の園長だった!そんなバカな・・・!
保育園の園長はメイツ星の人間に一目会いたかった!と語る。え・・・!?
実は、あの井戸掘りの青年からメイツ星人の事をとても良く聞いていたと語る。
実は、井戸掘りの少年は昔虎児で苛められており、廃墟を住家にしていて生活していた。
そこに、メイツ星人が転がり込んできて・・・!
メイツ星人は、メイツ星に帰れない事を悟り、少年と一緒に楽しく生活していた。
まぁ、「新マン」見れば分かるけどな。
でも・・・少年が唯一心を開いたメイツ星人は、自分と同じ人間によって・・・!
畜生畜生畜生畜生!!!!
少年はその場でメイツ星人の体を揺さぶりながら「おじさーん!」と叫び続ける・・・!
なんて・・・悲しい話なんだよ!
小6の時に見て泣いたけど、改めて見ても(いつ見ても)泣けるよ・・・!
それで、青年は、自分にあんなにも優しくしてくれたメイツ星人の仲間に会いたい一心で、宇宙船を探す為、穴を・・・!
もう・・・やめようよ・・・辛過ぎますから。
「いつか、メイツ星人と地球人が、仲良く手を取り合う事を信じて・・・!」
なんて感動的。
リュウと園長は、必死でビオを説得。
ビオの心に、若干変化が・・・!
ビオは、もう一度地球人を信じてみようと思いつつも、どうしても父を殺された憎しみに勝てずに苦悩。
その憎しみで、怪獣はどんどん強化され・・・!
ビオは、憎しみを消し去るため、メビウスに怪獣の除去を悲痛な思いで願う。
メビウスは、メビュームシュートでゾアムルチを撃退!
ビオは、改めて地球の空気をその身で実感。
もう一度地球人を信じることを誓い、リュウとの握手はお預け。
そして、故郷へと帰っていく・・・!
そして、井戸を掘る青年を、園長は見なくなったという・・・!
はい、この作品を知らない人は、ぜったいに見よう!
帰ってきたウルトラマン第33話「怪獣使いと少年」
身寄りがなく、廃墟暮らしをする少年は、周囲から忌み嫌われ、凄惨な苛めの対象になる毎日を送る。
そこへ、地球の気象観測にやってきた「メイツ星人」が。
メイツ星人は、怪獣ムルチを封印して体力を使い果たし、人間の姿で生活することになった宇宙人。
メイツ星人と少年は、周囲から偏見の目で見られながらも、楽しい日々を送っていて・・・!
しかし、住民は彼が宇宙人だと分かった瞬間、発砲して殺害。少年は泣き崩れる。
と、メイツ星人が死んだため、封印されていたムルチが復活。そうとは知らず、ただ怪獣の恐怖に逃げ惑う住民。
郷は、初めて人間に怒りを覚え、戦いを拒むのだけれども、新マンになって怪獣を撃退!
そしてその後も少年は、穴を延々と掘り続ける・・・!
メイツ星人は、ただ地球を守るためにムルチを封印したのに・・・宇宙人も怖い、怪獣も怖い、なんて身勝手な生物、人間。
この回、ウルトラシリーズ屈指の名作と言われているので、ぜひ見るべき。
それでは!
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