SHF特空機シリーズ、セブンガーに続いてキングジョーストレイジカスタムです。

3月発送ですが今更レビュー。

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パッケージ。




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・キングジョーストレイジカスタム本体

・ペダニウムハンマー再現用交換用左腕




非常にシンプルな構成ですが、まぁこんなもんかもしれない。これ以上何付けるって話になっちゃうし。





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「ちゃんと背負いたいんだ。命を奪う責任を。」

キングジョーストレイジカスタムです。

セブンガー、ウインダムの「特空機」という特殊な形ではありますが防衛隊の巨大戦力が復活して、その3号機はなんとキングジョーですよキングジョー。

しかもセブンガーやウインダムのようなオリジナルまんまではなく、キングジョーをストレイジが改修して新たなロボットとしたという設定。

これにより(一応ではありますが)完全に「Z」オリジナルの特空機になっています。

通常キングジョー同様身体のパーツが4基に分離し、合体してロボットになるという構成はそのまま。

それに加えて更に4基がロボットモードとは別の合体パターンをする「タンクモード」も搭載して、正に戦車のような重武装で戦うことが可能。

宇宙ロボットを防衛隊が改造して自分たちの戦力とするという経緯からコスモスの「ヘルズキング改」を彷彿とさせ、あちらのように暴走するのかと思いきや最後までストレイジの戦力として活躍し続けました。

続く「ウルトラマントリガー」ではトリガー時空にてダダに操られ遂に2体のウルトラマンと激突。

そのトリガー出演が縁で今回SHF化しました。やっぱ番組の力は大きいね。

そんなこんなでSHF化。分離合体がウリだったDX版とは違って、今回はロボットモードのみ。

分離合体が不可能な分、プロポーションに気合が入っています。

この辺りは戦隊ロボと同じで、分離合体を考慮しないとプロポーションそのものが変わってくるのと同じ。

それでは見ていきましょう。



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顔面。

実は今回顔が可動せず。

まぁ動かなくてもそこまで問題はないでしょう。



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実は可動範囲はこの程度。

ロボット体型なのでかなり可動に制限はありますが、このぐらい動けば意外と十分だったりします。

ロボットなので元々そこまで大胆な動きしないのでね。



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元のキングジョーと比較。

本当にまんまキングジョーをストレイジが改造したという設定ですが、かなり大胆に生まれ変わったな(笑)



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「DX」版とも比較。

身長はやや低くなり、分離合体が出来なくなりました。

なので(良い意味で)「オモチャっぽい」DXに比べて、フィギュアとしての製品性を追求したのが今回。

カラーリングもところどころ違いますね。



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「DX版いらないのでは…………?」なんてお思いかもしれませんが、DX版はこのようにタンクモードやセパレートモードとして扱えば無問題です!

この辺りは差別化差別化。

ただロボットモードとして遊ぶことは今後無さそう。





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付属品はこれのみ。ペダニウムハンマー再現用左腕。

本来は伸びる腕ですがこのように折り畳むことも。

ただ折り畳んだ状態だと膝が可動しないし、手首も握り手固定なのでやはり普段は通常腕を使いましょう。




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ペダニウムハンマー!!

これで再現可能です。



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「特空機 格納庫」に搭載。

DX用ではありますが、これでもかなり良い感じ。





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ゼット アルファエッジと並べて。





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特空機2号ウインダム…………のソフビと。

ウインダムも早くSHF化してほしいです。






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最終回、「行くぞォォォォ!」のシーン。






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キングジョー ストレイジカスタム出動!

というわけで市街地戦。



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山岳地帯でも。






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ハルキの気の迷いからゼットとして戦えず、そこにすかさず援護に入るという変わった(実質的な)初登場回。





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ウルトラマントリガー第8話「繁殖する侵略」より。

ダダに操られてゼットとトリガーと交戦。


この時が一番強かったってどういうことやねん。








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以上、S.H.Figuarts 特空機3号キングジョー ストレイジカスタムでした。

概ね満足。「こんなもんだろ」で片付く商品かもしれない。

まず造形やデザインはかなり似てるし、これ以上やりようがない。

可動範囲については確かに色々言いたくなるかもしれませんが、実際問題ロボットだしこれ以上動かしようがないし仕方ない。

ペダニウムハンマー再現用左腕でかなり遊びの幅を広げてくれることも相まって、そこまで気になりません。

ただ、何かしらのボーナスパーツは欲しかったかなと思うのは事実。

セブンガーやゼット本体のボーナスパーツも付けてくれてもバチは当たらんかもしれない。


いずれにせよ出てくれたことがありがたい。

ウインダムもこの調子で期待していいのだろうか。



それでは!