さて、土曜日に発売だった真骨彫シャドームーン。
非常に人気キャラなので、やはりというかなんというか争奪戦だった模様です。
パッケージ。
前のシャドームーンが2015年式なので、最も真骨彫化が早かったキャラということに。
というかそもそも2度目のリニューアル。
付属品一覧
・シャドームーン本体
・交換用腰パーツ(軟式)×1
・サタンサーベル×1
・シャドーセイバー 大小各1
・オプションハンド×4
・オプションハンド(仮面ライダーBLACK用)×1
シャドームーンに必要な物は勿論、サタンサーベルをBLACKに持たせるためのボーナス手首が付属します。これは嬉しい。
あとやはり目を引くのは軟式の腰パーツでしょう。
これに関しては後述。
「違う!そうではない!・・・だが、出来ない!!」
『仮面ライダーBLACK』に登場の悪の戦士シャドームーンです。
東映のダークヒーローの中で最も人気があるキャラといっても過言ではあるまい。
シリーズ初の偽物ではない本格的な「悪の仮面ライダー」とでも言うべき存在。
・・・というより、そもそもBLACKが脳改造を逃れて「仮面ライダー」となったのに対し、ほとんど同じ改造を受けてこちらは「逃れられなかった」、いわば仮面ライダーとなれなかった存在です。
BLACKの物語自体、2人の親友同士とでも呼ぶべき青年が「2人の世紀王候補」としてゴルゴムに拉致され、脳改造寸前に脱出した方が「仮面ライダーBLACK」となり、こちらは…………といったハードでシリアス、かつ原点回帰なストーリーで進んでいくので、このシャドームーンはBLACKの物語において非常に重要なポジションとなります。
いわば「仮面ライダーが脳改造まで達していたら?」の答えともなる存在で、主人公南光太郎の親友というのも相まって「仮面ライダーは親友をも倒さなければならない」という「仮面ライダーの悲劇性」の強調にも一役買っています。
本当にコイツがいなくてはBLACKの物語は成立しないと言っていい悪役なのです。
また、元々が光太郎の親友ということもあってか、脳改造が完全になされていてもBLACKに何故かトドメを刺すことができない…………というカッコよさの中にある捨て切ることが出来なかった人間性もまた、シャドームーンの魅力です。
兎にも角にも、東映のダークヒーローの中でも屈指の最高の悪役と言うべき存在。
魅力はまだまだありますが語り切れない。
そんなキャラが人気でないはずがないというのとで、今回BLACKと同じく2度目のリニューアル。
真骨彫も大人気で、それでいて高い完成度を誇っていました。
それでは見ていきましょう。
上半身。
頭部のアンテナに感動。
ここ旧版だとアンテナと一体化してたので。
2015年版と比較。
冒頭でも言いましたが、2015年に前のが出てるので、真骨彫化したキャラの中ではリニューアル前が最も新しいフィギュアということになります。
2015年ってクウガやアギトの真骨彫出た年なので。
実のところ私は2015年版はそこまで好きではなかったので、断然真骨彫を推します。
写真だけで見ると2015年版もそんな悪くないんだけどね。
そして今回の付属物、「軟式腰パーツ」です。
その名の通り股間付近を軟質パーツとし、可動範囲をスムーズにするもの。
かなりありがたい付属品。
元々の腰パーツと比較すると見映えが大分違います。
元々のパーツは分割線が入っておらず可動を考慮してないので見映え重視ということで。
「軟質」というよりかは可動させる時はこのパーツにしてねということで。
軟質パーツに。
ぶっちゃけ元々のに比べて分割線が入っているとはいっても気にならないレベル。
可動にも対応するしこっちをデフォにしても全然いい。
元々のパーツだとここまで動きませんが…………
軟質パーツにするとここまで脚が動きます。
交換もしやすいので、軟質がデフォでいいです。
てか、そもそもパーツ交換させる必要なくない…………?こっちをそもそも商品のデフォでいいのではと
シャドームーン特有のあの歩き方も再現できます。
足元の爪も可動。
BLACK同様、下地の素体には軟質ゴムを使用。
即ち肩の関節部分が見えない仕様になっています。
ここもGJ。
BLACKと。
素体に共通点はあまりないものの、下地がゴム製だったりと、良かったところはそのまま引き継いでいます。
こうして見ると大分違いが見られるデザインですが、設定によると元々はほぼほぼ同じデザインだったらしいんですよね。
BLACK脱出の際に大怪我を負ったために更に改造してこういったメカニカルな姿になったとか。
特徴的な歩き方も難なく決まります。
ガシャン……ガシャン……!
ポージングも難なく。
おのれブラックサン!!!!
ファイティングポーズ的な。
ゴルゴムに作戦指揮………みたいな感じですが、見事にこの指差し手は何故か左手しか付いてないんですよね……!
というわけで最終回でゴルゴム神殿でBLACKを指差す手首かなと。
サタンサーベル。
創世王の証の剣。
2015年版よりも更に造形に気合入ってて、金の塗装もより重塗装になっています。
BLACKとの戦いでの剣戟が印象的でした。
47話でBLACKに致命傷を与えた斬撃。
「初の悪の戦士にして、初めて仮面ライダーを殺害した」というのもシャドームーンを語るうえで重要なポイント。
続いてシャドーセイバー。大小各1本ずつ付属します。
「RX」で復活した際に使用した2本の剣。
リボルケイン同様にキングストーンの力で生み出すんでしょうか。
色々ポージング。
ブンドドさせるのはRXの真骨彫来てからですかね。
シャドーパンチ!
シャドーキック!
キックやパンチも楽々決まります。流石真骨彫。
そして、最終決戦ではBLACKもサタンサーベルを持っていた…………ということで、BLACKにサタンサーベルを持たせるための手首も付属します。この配慮は嬉しい。
カッコいい。
やはりBLACKと並ばせてブンドドさせてナンボのキャラ。
この2人のバトルはどこ切り取っても名シーンばかりです。
さて簡易ジオラマで色々と。
実際はもっと岩壁でしたが、とりあえず草原に岩パーツ置いてパシャリ。
サタンサーベル持たせてパシャリ。
やっぱりカッコいいなぁ。
BLACKに戦いを挑むイメージで。
キングストーンフラッシュでバトルホッパー 呼び出してみたり。
シャドーセイバー。
RXの真骨彫来ないかなぁ。
遂にBLACKと因縁の対決!!
覚悟を決めて戦う光太郎がカッコいい。
シャドームーンが元々の想定より強化されていて、更にサタンサーベル持ちだというのに戦闘経験の差から互角に立ち回る仮面ライダーBLACK。
男の子はこういうの大好き。
パンチ同士の激突。
ライダーキック食らう寸前をイメージ。
互角の勝負だったけれども、それでも一度はライダーを倒す(文字通り生命活動を停止させる)シャドームーン。
これ当時かなりの衝撃だったろうなぁ。
後追い勢の私でも京子ちゃんや和美さんの悲痛な叫びがかなり響いたし。
「ブラックサン……最後の勝負だ!今度こそ地獄に送ってやる」
最終回。ゴルゴム神殿内でBLACKと一騎打ち。
「勝ったなどと思うな。お前は一生苦しむことになるんだ。親友を…………この信彦を抹殺したんだからな。一生後悔して生きていくんだ。」
最終回のこのシーンはライダー史に残るシーンですね。
トドメを刺そうとすると力が残っておらず、最後に呪いの言葉を吐いて神殿と運命を共にする…………友すら救えずそれどころか最後に呪いの言葉を吐かれる。「孤独な仮面ライダーの終わり」としてあまりに救いのない結末。
だけどこれがあったからこそ、BLACKは不朽の名作たり得たと思います。
以上、SHF真骨彫シャドームーンでした。
非常に人気キャラなので、やはりというかなんというか争奪戦だった模様です。
パッケージ。
前のシャドームーンが2015年式なので、最も真骨彫化が早かったキャラということに。
というかそもそも2度目のリニューアル。
付属品一覧
・シャドームーン本体
・交換用腰パーツ(軟式)×1
・サタンサーベル×1
・シャドーセイバー 大小各1
・オプションハンド×4
・オプションハンド(仮面ライダーBLACK用)×1
シャドームーンに必要な物は勿論、サタンサーベルをBLACKに持たせるためのボーナス手首が付属します。これは嬉しい。
あとやはり目を引くのは軟式の腰パーツでしょう。
これに関しては後述。
「違う!そうではない!・・・だが、出来ない!!」
『仮面ライダーBLACK』に登場の悪の戦士シャドームーンです。
東映のダークヒーローの中で最も人気があるキャラといっても過言ではあるまい。
シリーズ初の偽物ではない本格的な「悪の仮面ライダー」とでも言うべき存在。
・・・というより、そもそもBLACKが脳改造を逃れて「仮面ライダー」となったのに対し、ほとんど同じ改造を受けてこちらは「逃れられなかった」、いわば仮面ライダーとなれなかった存在です。
BLACKの物語自体、2人の親友同士とでも呼ぶべき青年が「2人の世紀王候補」としてゴルゴムに拉致され、脳改造寸前に脱出した方が「仮面ライダーBLACK」となり、こちらは…………といったハードでシリアス、かつ原点回帰なストーリーで進んでいくので、このシャドームーンはBLACKの物語において非常に重要なポジションとなります。
いわば「仮面ライダーが脳改造まで達していたら?」の答えともなる存在で、主人公南光太郎の親友というのも相まって「仮面ライダーは親友をも倒さなければならない」という「仮面ライダーの悲劇性」の強調にも一役買っています。
本当にコイツがいなくてはBLACKの物語は成立しないと言っていい悪役なのです。
また、元々が光太郎の親友ということもあってか、脳改造が完全になされていてもBLACKに何故かトドメを刺すことができない…………というカッコよさの中にある捨て切ることが出来なかった人間性もまた、シャドームーンの魅力です。
兎にも角にも、東映のダークヒーローの中でも屈指の最高の悪役と言うべき存在。
魅力はまだまだありますが語り切れない。
そんなキャラが人気でないはずがないというのとで、今回BLACKと同じく2度目のリニューアル。
真骨彫も大人気で、それでいて高い完成度を誇っていました。
それでは見ていきましょう。
上半身。
頭部のアンテナに感動。
ここ旧版だとアンテナと一体化してたので。
2015年版と比較。
冒頭でも言いましたが、2015年に前のが出てるので、真骨彫化したキャラの中ではリニューアル前が最も新しいフィギュアということになります。
2015年ってクウガやアギトの真骨彫出た年なので。
実のところ私は2015年版はそこまで好きではなかったので、断然真骨彫を推します。
写真だけで見ると2015年版もそんな悪くないんだけどね。
そして今回の付属物、「軟式腰パーツ」です。
その名の通り股間付近を軟質パーツとし、可動範囲をスムーズにするもの。
かなりありがたい付属品。
元々の腰パーツと比較すると見映えが大分違います。
元々のパーツは分割線が入っておらず可動を考慮してないので見映え重視ということで。
「軟質」というよりかは可動させる時はこのパーツにしてねということで。
軟質パーツに。
ぶっちゃけ元々のに比べて分割線が入っているとはいっても気にならないレベル。
可動にも対応するしこっちをデフォにしても全然いい。
元々のパーツだとここまで動きませんが…………
軟質パーツにするとここまで脚が動きます。
交換もしやすいので、軟質がデフォでいいです。
てか、そもそもパーツ交換させる必要なくない…………?こっちをそもそも商品のデフォでいいのではと
シャドームーン特有のあの歩き方も再現できます。
足元の爪も可動。
BLACK同様、下地の素体には軟質ゴムを使用。
即ち肩の関節部分が見えない仕様になっています。
ここもGJ。
BLACKと。
素体に共通点はあまりないものの、下地がゴム製だったりと、良かったところはそのまま引き継いでいます。
こうして見ると大分違いが見られるデザインですが、設定によると元々はほぼほぼ同じデザインだったらしいんですよね。
BLACK脱出の際に大怪我を負ったために更に改造してこういったメカニカルな姿になったとか。
特徴的な歩き方も難なく決まります。
ガシャン……ガシャン……!
ポージングも難なく。
おのれブラックサン!!!!
ファイティングポーズ的な。
ゴルゴムに作戦指揮………みたいな感じですが、見事にこの指差し手は何故か左手しか付いてないんですよね……!
というわけで最終回でゴルゴム神殿でBLACKを指差す手首かなと。
サタンサーベル。
創世王の証の剣。
2015年版よりも更に造形に気合入ってて、金の塗装もより重塗装になっています。
BLACKとの戦いでの剣戟が印象的でした。
47話でBLACKに致命傷を与えた斬撃。
「初の悪の戦士にして、初めて仮面ライダーを殺害した」というのもシャドームーンを語るうえで重要なポイント。
続いてシャドーセイバー。大小各1本ずつ付属します。
「RX」で復活した際に使用した2本の剣。
リボルケイン同様にキングストーンの力で生み出すんでしょうか。
色々ポージング。
ブンドドさせるのはRXの真骨彫来てからですかね。
シャドーパンチ!
シャドーキック!
キックやパンチも楽々決まります。流石真骨彫。
そして、最終決戦ではBLACKもサタンサーベルを持っていた…………ということで、BLACKにサタンサーベルを持たせるための手首も付属します。この配慮は嬉しい。
カッコいい。
やはりBLACKと並ばせてブンドドさせてナンボのキャラ。
この2人のバトルはどこ切り取っても名シーンばかりです。
さて簡易ジオラマで色々と。
実際はもっと岩壁でしたが、とりあえず草原に岩パーツ置いてパシャリ。
サタンサーベル持たせてパシャリ。
やっぱりカッコいいなぁ。
BLACKに戦いを挑むイメージで。
キングストーンフラッシュでバトルホッパー 呼び出してみたり。
シャドーセイバー。
RXの真骨彫来ないかなぁ。
遂にBLACKと因縁の対決!!
覚悟を決めて戦う光太郎がカッコいい。
シャドームーンが元々の想定より強化されていて、更にサタンサーベル持ちだというのに戦闘経験の差から互角に立ち回る仮面ライダーBLACK。
男の子はこういうの大好き。
パンチ同士の激突。
ライダーキック食らう寸前をイメージ。
互角の勝負だったけれども、それでも一度はライダーを倒す(文字通り生命活動を停止させる)シャドームーン。
これ当時かなりの衝撃だったろうなぁ。
後追い勢の私でも京子ちゃんや和美さんの悲痛な叫びがかなり響いたし。
「ブラックサン……最後の勝負だ!今度こそ地獄に送ってやる」
最終回。ゴルゴム神殿内でBLACKと一騎打ち。
「勝ったなどと思うな。お前は一生苦しむことになるんだ。親友を…………この信彦を抹殺したんだからな。一生後悔して生きていくんだ。」
最終回のこのシーンはライダー史に残るシーンですね。
トドメを刺そうとすると力が残っておらず、最後に呪いの言葉を吐いて神殿と運命を共にする…………友すら救えずそれどころか最後に呪いの言葉を吐かれる。「孤独な仮面ライダーの終わり」としてあまりに救いのない結末。
だけどこれがあったからこそ、BLACKは不朽の名作たり得たと思います。
以上、SHF真骨彫シャドームーンでした。
完璧。最高。
これマジで今年最高なのではないだろうか。
・・・・・というのは先々月のダークキバの時に言ってはいるので簡単に掌クルクルはしたくないのですが、正直ダークキバに続いてコイツも傑作候補の真骨彫となってしまった。困ったなぁ。
本体はよく動くうえに脚部はスムーズに動かせますし、なにより別途で軟質の腰パーツ付けてくれる親切心よ。
そしてBLACK用のサタンサーベル持ち手まで付けてくれるというのだからユーザーを配慮する気持ちに抜かりがない。
腰パーツは正直常に付属の軟質パーツをデフォにしていて問題ないと思います。
元々のが見映え重視とはいっても、いつものフィギュアーツならあるような分割線が無いだけで軟質パーツの方が正常ですし。
それで可動が制限されてその都度いちいち軟質パーツに変えるのであれば初めから軟質パーツで。
というかそもそも最初からこの軟質だけでいいだろうと思うのですが、軟質をデフォにするのは怖かったのでしょうか。
色々と失敗例もありますしねry
ただ普通の腰パーツは使わないと思います。
あと地味なポイントですが腰パーツが交換しやすいのも良かったです。脚も腰もすぐ外せるしかといってゆるゆるでもない。
総じて「あらゆるところに抜かりがなく配慮が行き届いているフィギュア」なのではないかと思います。
遊びやすさにおいてこれは非常に大事。
特にBLACKとほぼセットと言っても過言ではない大人気敵キャラのシャドームーンですから、このような仕様で出してくれたのは非常に嬉しく思います。
RXやロボライダー、バイオライダー、そして各種バイクのリリースも期待していいのでしょうか。いや、してるぞ!
それでは!
これマジで今年最高なのではないだろうか。
・・・・・というのは先々月のダークキバの時に言ってはいるので簡単に掌クルクルはしたくないのですが、正直ダークキバに続いてコイツも傑作候補の真骨彫となってしまった。困ったなぁ。
本体はよく動くうえに脚部はスムーズに動かせますし、なにより別途で軟質の腰パーツ付けてくれる親切心よ。
そしてBLACK用のサタンサーベル持ち手まで付けてくれるというのだからユーザーを配慮する気持ちに抜かりがない。
腰パーツは正直常に付属の軟質パーツをデフォにしていて問題ないと思います。
元々のが見映え重視とはいっても、いつものフィギュアーツならあるような分割線が無いだけで軟質パーツの方が正常ですし。
それで可動が制限されてその都度いちいち軟質パーツに変えるのであれば初めから軟質パーツで。
というかそもそも最初からこの軟質だけでいいだろうと思うのですが、軟質をデフォにするのは怖かったのでしょうか。
ただ普通の腰パーツは使わないと思います。
あと地味なポイントですが腰パーツが交換しやすいのも良かったです。脚も腰もすぐ外せるしかといってゆるゆるでもない。
総じて「あらゆるところに抜かりがなく配慮が行き届いているフィギュア」なのではないかと思います。
遊びやすさにおいてこれは非常に大事。
特にBLACKとほぼセットと言っても過言ではない大人気敵キャラのシャドームーンですから、このような仕様で出してくれたのは非常に嬉しく思います。
RXやロボライダー、バイオライダー、そして各種バイクのリリースも期待していいのでしょうか。いや、してるぞ!
それでは!