18日発売、つまり着弾日はガンマフューチャーと同日になりますゼットオリジナル。
パッケージ。
印象的なポーズ。
・ウルトラマンゼットオリジナル本体
・ゼスティウム光線エフェクトパーツ×1
・交換用カラータイマー×1
・オプションハンド×6
アルファエッジからオプションハンドの総数が増えていますね。ご唱和用手首だったりゼットスラッガー用手首だったり。
アルファエッジに流用可能なゼスティウム光線が一番の収穫。
「勿論でございますよ!ハルキ!」
ウルトラマンゼット オリジナルです。
基本形態というか素体というか。ポジションとしてはアンファンスに近いけど、一部のエピソードを除き巨大戦闘シーンでまったく登場しないという変わった基本形態です。
ようは「フュージョンしていない」ということで番組のコンセプトを無視すれば正真正銘基本形態で間違いないのですが、「メダルでフュージョンして変身する」という番組のコンセプト上、メダルで変身した代表形態であるアルファエッジの方が基本形態扱いされやすい。というか番組的には完全にアルファエッジが主役扱い。
戦闘で「変身」するのもアルファエッジをはじめとしたウルトラフュージョン態なので、基本形態なのに戦闘での出番がほとんど無いという、なんともよく分からない扱いの形態。
ただ仮にもゼット本来の姿なので、ボイスドラマやインナースペース内でのハルキとの会話ではこちらの形態が出ることになります。
番組的にはウルトラフュージョン態の「素体」扱いで、ただ仮にも本体の姿なのでその他のフュージョン考慮しない媒体だと正真正銘基本形態。アルファエッジとは媒体によって基本形態を使い分けてるイメージです。
・・・・・ただし、最終回ではフュージョンが解けた状態でラスボスのデストルドスを撃破。
そこから文字通り基本形態扱いされるようになった形態かなと。
今ではベリアロクも駆使して、オーブオリジンみたいなポジションに。
というわけで一般販売品として販売されたゼットオリジナル。
オーブのときのように、アルファエッジと並んで2つの形態が一般で出ました。
結果論から言うと出来はかなりいいです。
それでは見ていきましょう。
上半身。
サンプルでは正直かなり不安だった顔ですが、実際のところかなり出来が良くて満足。
肩パーツはなんと可動に合わせて動いてくれます。
ウルトラアクションフィギュアのオリジナルと比較。
塗ってはありますが、だとしても造形は変わらないので……。
ウルトラアクションフィギュアは放送終了後に出たので完成度はかなり高いです。
ですがそれでもやっぱり今回のSHFの方が出来が良いと言えると思います。
アクションフィギュアが一番最後に出ることからも、このオリジナルという形態の特異性が分かるかなと。
SHFが出るまでの間代理にできるくらいの完成度はありましたが、ここでお役御免です。
戦闘における基本形態のアルファエッジと。
アルファエッジの方が先にデザインされて、オリジナルは引き算としてデザインされたようなので、アルファエッジの方がヒロイックなデザインしてますね。
マンタイプのオリジナルにセブン一門のメダルを掛け合わせることで、頭部が一気にセブンタイプ風の頭部になるのが面白い。
どっちも基本形態と言えるので、どちらも一般なのは妥当でしょう。
ゼロ師匠と。
ゼロは正直出来に難がありましたが、今回のゼットオリジナルはかなり出来がいいです。
アクション。
鼓舞。
ファイティングポーズ。
ご唱和ポーズ。
今回の凄いところは肩パーツが可動に合わせて動くので、このように大きく腕を広げたポーズも難なく取れます。
これはかなり優秀。大体は腕の可動が途中で止まってしまうので…………。
本当に限界まで肩パーツが干渉せずに動くのはかなり凄い。
ボイスドラマで見せたゼロへの突っ込み手首。
ゼットスラッガー!
これのための手首が付属します。これはアルファエッジにも流用できそう。
カラータイマー赤。
勿論でございますよ!ハルキ!
最終回、デルタライズクローから変身解除させられ絶体絶命なところを、素体であるオリジナルで反撃開始!これは燃えました。
デストルドスに肉弾戦だけで挑む!!
最終決戦に泥臭い肉弾戦で挑むのが燃えました。
「これが最後だハルキ!ウルトラ気合い入れていくぞ!」
ゼス!
ティウム!
光!
線!
最初で最後のオリジナルでのゼスティウム光線。
ゼスティウム光線ポーズも肩が引き出し式で前に持ってこれるので綺麗に決まります。
綺麗に十字も撮れるし腰も引けて最高。
ゼスティウム光線!!
ゼスティウム光線はエフェクトパーツが付属するので、これも満足な仕様。
去年の魂ネイションでサンプルが発表された当初から付属するって言われていたので、いい意味で予想通りでした。
下まで光線の範囲が伸びていて、左腕を空いた空間に通します。これでかなり安定もする。
腰も引きやすいので、本当に光線ポーズが綺麗に決まります。
アルファエッジにも当然流用可能。
というか、最終回以外はほとんどこの形態の必殺技みたいなもんだったので、「アルファエッジのボーナスパーツがオリジナルにも使える」といった感じ。
1話で見せた、空中から放つゼスティウム光線。
アルファエッジもしっかり光線の間に左腕を通すことができます。
手首の色的にデルタライズクローにも流用可能だと思われますが、デルタライズクローは左腕の装飾が太いので通せるかどうかが気になる。
セブンガーと。
1話でのダブルパンチ。
「ご唱和ください、我の名を!」
ウルトラゼットライザーと。
こういう変身準備形態としての意味合いが強いですねオリジナルは。
光の国でゼロマントを着たゼロと。
「50メートル級のヒューマノイドタイプのエイリアン!?すっげぇ!」
1話での降臨。
「あーー!頭で考えてもしょうがねぇ!アンタ、味方なんだよな!?」
1話でのセブンガーとの共闘。
一体化する前のハルキが搭乗するセブンガーと。
一体化して以降はアルファエッジをはじめとするフュージョン態で戦闘を行うので、オリジナルで戦うのはこういう特殊なシチュエーションですね。
やっぱりセブンガーと並んで一番映えるのはオリジナル。
「うおおおおおお!まだまだいけますね、ゼットさん!」
「勿論でございますよ!ハルキ!」
最終回。デルタライズクローから変身解除させられて最後の決戦をゼットオリジナルで。
ここは燃えるしかない!
渾身のゼスティウム光線!!
以上、SHFゼットオリジナルでした。
アルファエッジと並んでダブルで基本形態みたいな扱いなので、今回一般なのは妥当といったところ。
アルファエッジであった股関節の問題もクリアされ、かなり動かしやすい高品質なフィギュアとなっています。
特に感動したのはやはり肩パーツの干渉防止。
肩の可動範囲が優秀なうえ、その肩パーツが共に動いてくれるので肩パーツが干渉せずに最大限まで肩を動かすことができます。
これによりご唱和ポーズが簡単にとれる。
頭部もサンプルでは不安だったのに、完成品はかなり満足のいく仕様で安心です。
ゼスティウム光線エフェクトが付いてくるのも嬉しい。
今までニュージェネのSHFで光線エフェクトが付かなかったキャラは魂WEBでの商品で補完することが多かったので、一般販売品のオリジナルで光線エフェクトを補えるのは素晴らしい。しかもオリジナルそのものにも使えるというプレイバリューの高さ。
・手首が多く付属し
・本体の可動範囲や造形が優秀
・サンプル時点での頭部の造形の不安も解消
・アルファエッジのボーナスパーツにもなり、今回にも使えるゼスティウム光線が付属
総じて超優秀な商品だと思います。特にこれといった文句は見当たらない。
消去法で考えても100点満点に近いフィギュアだと思います。
お次はデルタライズクロー。
ベリアロクを逆にオリジナルに流用することができると思います。楽しみです。
それでは!